なぜ働くのか?を考えてみよう

なぜ働くのか?を考えてみよう

僕たちはなぜ働くのでしょうか?

僕はこの答えが「人間関係」と密接に関わっているのではないか?と考えています。今回はそんなお話しです。

僕たちが働く様々な理由

僕たちはなぜ働くのか?そこには様々な理由があるはずです。

  • 食料を得るため
  • お金を得るため
  • 暇だから
  • 人の役に立ちたいから
  • やりたいことだから
  • なんとなく正解な気がするから

色々な理由があって、探せばキリがないかもしれません。

食料を得る為に働く?

中でも、食料を得る・お金を得る為というのが一番の働く理由ではないでしょうか。働かないと何も変えず、飢えて死んでしまう…ということです。僕自身もそうです。働いてご飯を食べたいと思っています。

ですが、働かないとご飯が食べられないのでしょうか?非常に酷い話しなのですが、親や兄弟や友達や嫁に頼れば、もしかしたら働かなくてもご飯が食べられるかもしれません。食料を得る為の方法は「働く」だけでは無いですし、しかも日本には「生活保護」というありがたすぎるシステムまであります。事実、働かなくても食べている人は沢山いるんですよね。食料を得る為の一つの手段として「働く」ことを選んでいる訳です。

では「生活保護」や「誰かに縋る」ことと「働く」こと、どちらが労働しているでしょうか?生活保護も縋ることもそれはそれで大変なことなのですが、労働はしていませんよね。働く方が大変な労働をするはずです。(基本的には)

つまり、色々な手段がある中で、僕たち私たちはあえて大変な「働く」ことを選んでいると考えてもいいと思います。

暇だから働く?

「暇だから働く」と言う人もいます。一日中家にいてもしょうがない、何もやることが無いのなら働こうという訳です。

でも、働くのが好きか嫌いかと聞けば、やっぱり休みたいらしいんですよね。笑 暇すぎるから、どうせなら金でも稼ぐかなっていう感覚なのだとか。

それはそれでアリな考えかとも思うのですが、別に働く以外の選択肢も沢山あるじゃないですか。趣味に没頭しても良いですし、好きな映画を見ても良いですし。でもやっぱり「働く」を選ぶんですよね。

僕たちが働く理由は「人間関係」が根っこにある

僕たちが働く理由は「人間関係」が関係しているんじゃないかと思ってます。なぜそう思うのか?それは、「もし世界に自分一人しかいなかったら?」を考えてみるとその考えに至るのです。

もしこの世界に僕しかいなくて、生活保護をなぜかもらえたとして(有り得ないですが)、僕は働くでしょうか?あなたは働きますか?

何かを作りはじめたりはするでしょう、畑仕事とかを始めるかもしれません。しかしそれは趣味の領域でやっている感覚で(いずれは職人の領域に行くかもしれませんが)、今現状働いている時の感覚とは別ものなんじゃないかと思います。

僕もあなたも、ただぼけっとするのではなく、何かしらの行動はすると思いますが、労働的感覚にはならないと思いますし、あえて自分を労働感覚のある状態に追い込まないんじゃないかと予想しています。

また、世界に一人という状況で「生活保護をもらわない」という選択をする人もあまり多くないですよね。(中にはいると思いますが)誰の目も無いのであれば、もらえるのであれば多くの方がもらうんじゃないでしょうか。

そうなってくると、僕たち私たちが働く理由って「人間関係」に関わってくるお話しになるんじゃないかと思えてくるんです。

僕たちはいつも誰かを気にしている

僕たちは気にしないようにしたとしても、いつも他者との繋がりがあり、気にしています。人間は一人じゃ生きていけない系の生物ですので、これは自然な本能なのでしょう。

今回は「なぜ働くのか?」というテーマで「人間関係」というキーワードが出てきましたが、何でも人間関係が関わってくるんですよね。あれもこれも、根っこに人間関係があるはず。

労働に疲れて自殺する方がいますよね。これは本当に可哀想で、もったいないなと思うのですが、その状況に追い込まれると冷静ではいられなくなります。(僕も仕事によりアカン状況になったことがあります)

自殺する原因って何なのかを考えてみますと、またここでも「人間関係」が出てきます。せっかく入った会社を辞めるとなれば、親、友人、知り合い、会社の人達にどんな目を向けられ何を思われるかが怖い、辞めたら後で後悔するかもしれない…色んなことをきっと思いますよね。

僕たちは何か選択する時にいつも誰かのことを考えていて、苦しくなるも平穏に生きるも「他人との関わり方」一つで違いが出てくると考えられます。

「人間関係」の呪縛から解き放たれた人達がいる

人間関係を気にするという能力は社会を形成する大切な要素かと思います。ですが、人間関係を気にしすぎるのは不幸な生き方だと僕は考えています。というのも、「自由に楽しく生きている人達」というのは例外なく「誰かが何か言ってきても関係ねぇ!」という感覚を持っているからです。

「誰かの目を気にして生き方を決めるなんてまっぴらごめんだ」という感覚を持っている人達は本当強くて、いざとなればどうとでもするでしょう。「本当に死にそうになったら生活保護受けりゃいいじゃん」なんて言葉もよく聞きます。

そうなんです、生活保護を受けたっていいんです。事実、受けている人達は沢山いるんです。(死にそうな状況になったらの話しです)

そういう心持ちで人生に向き合ってみると、今までの「働く」感覚から、自分が成したい何かの為に「働く」感覚に移るようです。同じように働いていても、その根っこは全然違うものとなっていて、「自分でちゃんと選んだ」道になるということです。

「なぜ働くのか?」→「お金が…食料が…人の目が…」ではなくて、「働いているけど、働いているって感覚じゃなくて、これがやりたくて、結果的に働くのと同じ内容になってるだけ」という感じになっていくということですね。

なぜ働くのか?立ち止まって考えてみよう

あなたはなぜ働いているのでしょうか。もし現在、あまり幸せを感じられていないのであれば、一度立ち止まって考えてみるべきなのかもしれません。

私たちが動物的生活をしている間は、食料を得る為に働くのは絶対にしなければならないことでした。ですが現代は違います。働かないという選択肢が出来る世界になってしまったのです。そしてこれからそれは加速していく可能性があるんです。

何を気にして今の選択肢をとったんだろう?誰かの目が気になっているんじゃないか?本当はそんなことしたいんじゃない…そんな思いが出てくるかもしれません。僕もまだまだ、やりたくないことを色々とやってしまいます。(やらなければならないと考えてしまいますが、本当は多分やらなくてもいい)

やりたいことをやっていいはずです。親とか友達とか関係ありません。批判を受けることもあるかもしれませんが、そんなのどうでもいいんです。

誰かを気にしてやりたくないことをやり続けるか、誰かから色々思われようが幸せな道を選ぶか。立ち止まって考える価値のある問いかと僕は思います。

現在苦しんでいる方は、「なぜ私は働くのか?」に是非向き合ってみましょう。僕もまだまだ向き合わなければいけない現状。もっともっと「いらないもの」を手放して、幸せな生き方をしていこうと思います。

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