失敗は誰しも避けて通りたいですし辛いものなのですが、失敗した記憶が良い方向に働くことも多々ある訳でございます。
今回はその一例みたいなもので、「成功した時は同時に失敗したことを思い出せ!すると心の折れにくさがアップする!」という面白い話です。
これは最近読んでる「BRAIN DRIVEN」で紹介されていた内容でして、サクっと要約して書いておきます。
失敗した時のことを成功した時に一緒に思い出すと心が強くなる理由
折れない心は「レジリエンス」とよく言われるのですが、このレジリエンスを鍛える方法は色々研究されています。
そのレジリエンスが活かされる時が「つらい時、やめちゃいたい時」とかな訳ですが、逆にこういうイヤな体験がまたレジリエンスを鍛えてくれる訳です。
とはいえ、辛くて逃げちゃった~という時にはレジリエンスは鍛えられなくて、レジリエンスが鍛えられる時っていうのは「逃げずに立ち向かい、結果的に成功につながった」という体験をした時な訳です。
成功したら失敗した時のことを思い出してレジリエンス向上
何かに成功したら「やっほ~!嬉しい~!」って喜びで頭がいっぱいになります。
しかしココで思い出したいのが、この成功の為に通ってきた辛い道、努力などなどな訳です。
こうして成功体験の強烈な感情と、それまでに味わった辛い記憶を関連づける「同時性」が重要だとブレインドリブン著者の神経科学者様は話されてまして、次にまた辛い時が来ても「この苦労が後の成功の喜びとなるのだ!」と思えるって訳です。するとレジリエンスが向上するって話なんですね。
コレはボクも実体験しまくってまして、Youtubeでのドラムチャレンジもこんな風に考えまくってました。この体験が後々に効く、後々に使える、これがあるからこそ達成時には涙が流れるだろう、そう思ってやっていたことをよく覚えています。大変だったなぁ。
成功者になるほどレジリエンスが向上しやすい?
ある程度名前が知られるとインタビューされることが増えてきます。その時にはやはり「大変だった頃の話」なんかを聞かれることが多い訳ですが、ここで成功者たちは過去の失敗を思い出し、しかしソレがどう成功につながったかをまた思い出して、レジリエンスが向上する訳です。
あぁそうだ、あの体験は大変だったけど、あれを乗り越えたからこその今なのだ、と考える機会が、インタビューが多くなる程増えるんですね。そんで増えるほどレジリエンスが向上しやすいという話。
これは一般人にはあんまり参考になりにくいようにも思えますが、とにかくボクたちに出来るのは「上手くいったら上手くいかなかった時のこと、失敗した時のことを思い出そう!そして次の失敗を乗り越える強さを手に入れよう!」ということになります。
日々、強くなりたいですな!ではまた明日!