長時間×少回数よりも「短時間×多回数が効く」んじゃないか説

キャンプ場での練習

身につけたいことは、1日に何度も、ちょろっとやる実験にハマってます。

 

コレを今やらなければって内容があって、いつもはそれを1時間とかやりまくったりするんですけど、体感、「その1時間の間の成長度合いって大したことない」ってのがあったんです。

 

で、以前書いた「成長って記憶のアレじゃね?」みたいな話もあって、「練習も記憶作業なのだとしたら、回数が重要じゃね?」という考えに至ったんです。

 

何度も何度も忘れては思い出すのが最重要

脳の画像

 

勉強とか、特に英単語暗記とかって「何度も何度も忘れては思い出すのが最重要」って言われてて、実際研究でもそれは実証されている…。

 

そして運動も記憶である…。

 

ということは、楽器演奏も「何度も何度もがキーワードになるんじゃないのか?」という考えになるのは自然!

 

それを実験してみようと思ったんです。

 

いつでもいいから、何度も細かくやってみた結果

練習 スケボー

 

朝起きて1回…5分程度やって、また昼間に1回…夜にもまた1回…。そんなノリで「時間をあけて回数を増やす」ってのをやってみたんです。

 

そしたら、どうやら効いてるみたいで。

 

総時間として15分程度じゃないですか。3回なのだから。でも、1時間、60分通しでやるよりも精神的疲労は絶対少ないのに、身に付いている度合いは高いという感覚がありまして!

 

おぉ、これはヤバい発見をしてしまったなと思いました。

 

どうこの方法を使っていくか?

 

ちょこまかちょこまかと何回も何回もやる…「短時間×多回数」で努力する方法は、おそらくなんにでも使えるとは思うのですが、それをドラム練習にこれからどう使おうか、悩む部分があるのです。

 

それが、「やることが結構あるんだよな問題」。

 

基礎錬メニューも色々ある。忘れてはいけない技術も色々ある。それをザっとやろうとすれば、ある程度の時間がかかってしまう…。

 

そんなコトを考えていた時にふと思い出したのが、大好きな武井壮さんの発言。

 

武井壮さんもちょこまか人間

武井壮

 

武井壮さんが10種競技を頑張っている質問者さんに言った言葉で、

 

「投擲系の練習は、各種目、1日10回くらい色んな方向に投げるだけでいい。追い込まなくていい。毎日それだけやっておくといい」

 

と言ってたんですね。

 

武井壮さんも「すべては脳なんだよ」という考えのお方であり、ちょこまかと色んな努力をされるコトもおっしゃってました。

 

そんな武井さんが言う、追い込まなくていいからちょろっと毎日やっとく発言から考えるに…。

 

電子ドラムとスティック

 

ボクがいつもドラムで行う基礎錬って、1メニュー3~5分程度かけちゃうことが多かったんです。

 

1曲流して、それに合わして何かメニューをこなすことが多いのですが、「もっとちょこっとにしていいんじゃないか?」という考えが出てきました。

 

多くても5回くらいにして、5回ならすぐに済んじゃうから、集中して気合いを入れて、よくイメージして、その5回を行う。

 

少回数で済んじゃうから、多くのメニューに触れることができる。

 

少回数だからダラダラせずに集中して行える。

 

何回もやるから記憶に定着しやすく、努力量に対しての結果が良くなりやすい。

 

そういう仮説でこれから取り組んでみるかと、ワクワクしています。

 

なるべくコンパクトにして、何度も脳に入れては忘れ、入れては忘れを繰り返し、脳の回路を作っていく…それはあたかも英単語暗記のようなイメージで…。

 

そんな考えでまた取り組んでみます!

 

また明日!