東大生は日本のトップ勉強集団であり、勉強を毎日こなすのは中々大変なことですので、その大変なことを行える彼らの考えややっていることに最近注目しております。
今読んでいる「夢を叶えるための勉強法」という東大王のメンバーが書いた本の中から、今回は「5つの勉強時間の質を上げる方法」をメモしておきます。
難しい話ではなく、誰でもできる基礎的な話なのでとっつきやすいのがGOODです。
勉強時間の量と質は「先に質を高めると良い」
現役東大生、鈴木光さんの考えでは「質から高めた方が良い」です。量も質も大事なんだけど、勉強量は最初から高められなくて、徐々に体力がついて伸ばしていくものなんだそう。
質も勉強をやる内に高くなっていくんだけど、最初から高められる部分があるから、先にソコだけは押さえておいた方が良いんじゃないかと考えている訳ですね。
勉強は毎日やった方がいいので、まずは質が高い勉強を短時間行えるようにして、少しずつその量が増えるようにしていくとGOODって話になります。
【現役東大生流】5つの勉強時間の質を上げる方法
1.タイマーを使って勉強時間を区切る
タイマーをかけて練習をすると下記の効果が得られます↓
- 集中できるから質が上がる
- 一定時間でどれぐらいの勉強をこなせるのかを把握できる
- 休憩をとるタイミングも計画的になる
人間は不思議なもので、計ると集中する生き物のようです。仕事での実験でも、従業員の成果を計ろうとしたら生産性が上がってしまったなどの実験があります。計られるとなると頑張っちゃうのです(*ˊᵕˋ*)wコレは勉強でも同じのようでして、タイマーで区切って、何ページ進んだかを把握して…とやると生産性が高まってしまう訳ですね。
ちなみに、東大生にはタイマーマニアの方もいるほどです。ずっとタイマーを持ち歩いて、今自分がやっていることの時間を常に計って調べているのだとか。そうまでするほどに、タイマーというのは良いアイテムだということです。
また、休憩時間が取りやすくなるのも良いですね。30分やったら、60分やったら休憩するぞと決めておくことで、清々しく休憩に入れます。
著者は60分セットで勉強することが多いそうです。
2.夜にしっかり眠る
勉強法では必ず言われるのが、しっかり眠るということ。
夜にちゃんと寝て、朝に起きる生活を作っておかないと、試験は大抵朝から始まるので対応できなくなってしまいます。朝にベストコンディションが来るような生活を普段から心がけている訳ですね。
3.どうしても眠い時は昼寝する
昼寝も大切だとよく言われるライフハックの一つです。
著者は30分~1時間ぐらいの昼寝を推奨していますが、コレは人によりますので自分なりのベストタイムを計った方が良いでしょう。他の東大生は8分と答える人もいますし、Windows95を開発した中島聡さんは18分が自分に合っていたと語っています。
うとうとしながら勉強しても身にならないので、昼寝を挟んでスッキリやりたいですね。
4.自分を誘惑するものから物理的に距離を取る
最近の研究では、スマホが目に入るだけでも集中力が阻害されることが分かっています。目に入るだけで、です!
著者はスマホの電源を切り、遠いところに置くようにしているそうです。また、自習室や図書館といった場所で勉強する時は、そもそも誘惑の強いものは持っていかないようにしているそう。
こうして「誘惑との戦い」をそもそもしなくて済むようにしている訳ですね。ムダな戦いは避けたいところです。
5.人目のある場所で勉強する
勉強は一人で行いますが、どうしても人の監視が無いとダラけてしまう部分は生まれます。そこで学生たちはよく。カフェや自習室、図書館などを利用している訳です。やはり人が周囲にいると緊張感が生まれます。それが勉強に良い方に働く訳ですね。
ただ、カフェに通い続けるとなるとお金がかかってしまいます。そこで著者が行ったのが、一緒な部屋に父にいてもらうこと。
父とはいえ、そこに人がいるというだけで気が引き締まったそう。コレは応用できそうな方法です。要は誰かにいてもらえばOKですので(*ˊᵕˋ*)w
まとめ
具体的な勉強方法というよりは、勉強を始める前の基本的な話という感じだったのですが、いかがでしたか?
ボクは最近、「小手先の技術よりも、まずは基本的なコトを押さえることが重要」であると感じてます。
もう分かっているつもりになっているけど、本当にこの基本が出来ているのかと自分自身振り返ってみると、4番の「自分を誘惑するものから物理的に距離を取る」が出来てなくて、誘惑に振り回されてるコトが結構あるなぁと思いました。
こんな風に「実はできてない基本」ってありますので、当たり前っぽい話ほどよくよく考えて、確認しなきゃなと思う最近なのです。
集中する時はスマホを遠ざける!ただしタイマーとして使いたいので電源は切りませんが、とりあえず目に入らないところに置く!これをまた心がけてボクも色々やっていきます。
ではまた明日♪