「頑張る=負荷をかける」という考えはどうか?

「頑張ります!!!」

と、ボク自身よく書く癖に、

「のブさんを見習って頑張ります!」

と、ありがたいコメントを頂くと、

「大丈夫かな…無理しすぎないかな…ちゃんと続くかな…」

と、不安になってしまいます。

 

頑張る、その頑張り方も結構スキルなところがあるのかもしれない。

どこまでなら自分は耐えられるのか、どこからは耐えられないのか。

 

どこまで頑張るべきなのかは、その人の状態にもよる訳で、一言で言えるもんじゃないよなぁと思った後に、

「負荷をかける」

という言葉が浮かんできた。

 

負荷がかかってる時というのは、体が

「ぬあああああ!」

ってなってる時だ。

 

筋肉に負荷がかかってるか、脳や神経に負荷がかかっているか、

どちらにせよ、負荷がかかるということはボクらにとって大変な状態だ。

 

負荷がかかると、脳は、これに対応できるようにしなきゃと、体や神経を強化しようとする。

つまり、トレーニングや練習というのは負荷をかける作業であり、

どのような負荷をかけるかでどんな効果を得られるかが変わるので、

どんな負荷をどれくらいかけるかがその人の方向だのなんだのを決めると思う。

 

そして負荷は、1しかチカラの無い人にとって2は十分な負荷であり、

5の人は2じゃ負荷が足りないので、成長にほとんど繋がらない。

無駄な練習をダラダラ長くやっても仕方がない、というのはこの状態を表してると思う。

 

2の負荷をかければ強くなるのではなく、2の負荷をかければ2の負荷に耐えられる体と脳へと成長する。

5の人は2しか負荷がかからない生活をしていると、時間をかけて4、3、と下がる。

脳はいらない能力を排除する機能があるからだ。

 

続けてさえいれば「頑張っている」のか?

毎日やれば「頑張っている」のか?

本音で言うと、ボクはそれでも十分にすごいことで、頑張っているなと思う。

負荷がなんだろうと、日々取り組むのは中々大変なのだ。

 

でも、頑張ってるから全部OKかというと、成長にちゃんと繋がってない頑張りは…もったいなさすぎると当然思う。

そして成長に繋がる練習とは「負荷がかかる練習のこと」だとしたら、

「頑張る=負荷をかけること」

と考えておかないと、

「頑張ったのに全然成長しなかった…」

なんてことが起こりかねない。

 

まとめると、

ただやるだけでも「頑張ってる」と言える。やるだけでも大変だ。

だけど、この表現だと成長に繋がらない場合がある。

だから「毎日成長に必要な負荷をかける」くらい具体的に言ってれば、間違いにくいだろうと思う。

 

とはいえ、がんばってますって言った方が自然な状況で、わざわざそう言う必要はないですよね。

なんかめんどくさそうなヤツでしかない!w

 

心の中で、

「日々、負荷をかける」

と思っておきたいと思います。

 

終わり!