前回の実験が終わった日の夜、いつもよりも多く食べてしまったのか、少しお腹が重く感じた。
そのせいか、なんだか落ち着かず、脳も最高のパフォーマンスを発揮していないように思った。
そこで、最近読んだ面白かった本に書かれていた「腹6分目」を試してみるか!と思ったのだった。
腹8分目は有名だが、8分目でも胃腸には結構負担がかかってしまうので、もっと余裕を持たせる為に腹6分目にしましょうね〜という話だった。
というわけで今回の取り組みとしては、夜ご飯を腹6分目にするルールを軸に、もしどうしてもお腹が空いてしまったら、後で、申し訳程度の量をつまみ食いして気を紛らわせてもよし、というルールでやってみることにした。
また、ダイエット目的という訳ではないけれど、元々毎日体重を計る習慣は持っているので、一応それも記載する方向でいこうと思う。
それではスタート!!!
腹6分目生活1日目
1日目、特に理由もなく、焼きうどんを作った。
腹6分目の量が分からないから、とりあえずいつも通りの量を作って、大体全体の6割程度っぽい量を食べたところで止めてみる作戦でいった。
「まぁこんなものかな?」
と思うところで食べるのを止めてみた。
当然なんだけど、まだ食べれる。
強~烈に食べたい訳ではないけど、なんだかあんまり食べてないような気もする、少し不思議な感じだった。
苦痛はさして無いけど、違和感はある、みたいな感じだ。
…
それから3時間ほど経って、今、夜のストレッチをする前にコレを書いている。
ビックリしている。
食べる量を減らしたのに、あまり空腹感を感じていないのだ。
多少減らした程度ではあるかもしれない。
けれど、もう少し減るかなと思っていたので驚いてしまった。
「もしかすると、普段食べてる量って多すぎたのか?」
そんな考えが浮かび、これは面白い実験だと思ったのであった。
ちなみに、余った分は、100均で買ったフタをかぶせて冷蔵庫に入れた。
もしお腹が減って食べたくなったら食べて良いルールなのと、明日の昼間、つまみたくなったら食べれば良いと思っている。
とにかく、夜ご飯を一旦、腹6分目で止めてみるという実験なのだ。
…
朝、体重63キロジャスト。
体の重さは普段とあまり変わらないように感じる。
とりあえず継続。
腹6分目生活2日目
翌日の昼間、12時頃、昨日残した焼きうどんを温めて食べた。
美味かった。
以前は夜に食べきっていた量を昼間に食べたということは、
いわば一日一食のような感じか…?
とか考えながら食べた。
…
夜はラーメンを作った。サッポロ一番塩ラーメン。
あと、野菜炒めと、ご飯を一膳よそった。
「ラーメンを腹6分目で食べるって、どうすればいいんだ?」
と思い、結局、麺だけ食べて汁は残す方向になった。
あと、よそったご飯は嫁と半分こして、野菜炒めも半分は残した。
それでも少し6分目オーバーで、7.5分目くらいまでいってしまったと思う。
ラーメンは難しいなと思うと同時に、サイドメニュー、というかご飯は余計だったなと思った。
腹6分目生活3日目
海鮮丼を作って食べたいと嫁様がおっしゃられるので、今日はカツオのたたき&ねぎとろ?海鮮丼になった。
腹6分目ってどれくらいかなぁ…美味しくて、6分目で止めるの大変だぞ…と思いつつ。
止めた。
ちょっと6分目オーバーしている気がするけど、止めた。
この時点で結構おなかは膨れていたのだけど、なにせ味が美味しすぎるのでまだまだ食べれてしまう。
現代の食べ物は美味しくなりすぎたから太るのだ、なんて話を聞いたことがあるけど、ほんとそうかもしれん、と思った。
…
夜、お腹がすいてしまったので、冷蔵庫に入れておいた海鮮丼を出して食べた。
お腹がすいたら食べて良いルールは気軽である。笑
海鮮丼は冷えても美味しかった。
腹6分目生活4日目
体重、63.1㎏。特に大きな変化は無い。
腹6分目生活にさしてチカラを感じることはないというか、あまり変化が無いように思う。
できれば、数日でインパクトある変化が欲しいところなのだけど、仕方がない。
とりあえず継続である。
…
夜、ピザを食べることになった。
Mサイズを2枚。創業祭みたいなので安くなっていて、一枚約1000円だった。
当たり前なんだけど、美味しかった。
6割たべるってことは~…とか考えていたけど、美味しすぎて、ホントはそんなこと考えずに食べたいと思っていた。
結局、8割食べてしまった。
こんな美味しいものを6割で押さえられる人はいるのだろうかといい訳をしながら食べた。
せめての思いで少しだけ残した。
腹6分目生活5日目
昼間、前日のピザをあたためて、美味しくいただいた。
結局こうして次の日食って、さらに何か別のものも食べたりする。
一時は「これって一日一食じゃん?」と思ったりもしたが、いや、トータルであんま変わらんな…と思えてきた。
今日で5日目。
もう実験結果や結論は見えたな、と思いながらも、とにかく一週間、記録しようと思った。
…
夜、お家焼肉になった。
正直に申す。
腹6分目とかダメだ
と思って、ここで中止になった。
普通に食べた。
という訳で、ここまでの体験でまとめようと思う。
まとめ
とりあえず箇条書きにしてみる。
- 腹6分目にしても睡眠の質が上がった、という経験は出来なかった
- 腹6分目にしやすいメニューとしにくいメニューがある
- 腹6分目にしなければ、という思考が多少の苦痛を生む(重要)
- 一生続けられる習慣ではないな、と感じた(重要)
何かと「習慣」というものは「一生続けられるか?」という質問が大事だと、いつからか思うようになった。
おそらく誰かからの話を聞いてそう思ったんだと思うが、きっと何人も同じことを言っていると思う。
腹6分目をやってみて、これを一生続けるのは難しいなと普通に思った。
自分をおさえつけるとか、制限するとか、我慢を強いるとか、そういうのって中々難しいのだ。
もしそういうことをやるとしたら、ボクの実体験では、「最小の努力」と「勘違い」や「慣性」などが必要になってくる。
例えば、ボクは毎日ドラムを練習しているけれど、「よっしゃ一時間やるぞ!」と考えるとしんどい日もある。
そういう時は、とりあえずドラムのイスに座ったり、スティックをとりあえず握ったりしてみる。
すると、「一打くらい叩くか」という気になる。
一打叩くと、もう一打、なんとなく叩く気になる。
そうこうしている内に練習が始まっていく。
これが慣性モード。
最初の一押しを「ツンっ」と押してやれば、あとはコロコロと進んでくれることが多い。
人間はそういう仕組みになっているらしいことをボクも実感してる。
ただ、「腹6分目にする」というルールは、努力量が大きすぎる。
もっと簡単で、辛くなくて、一生続けられて、なおかつ成果も出やすいルールじゃないとダメだろう、と体験した。
例えば、いつぞややっていた「12~20時の間だけご飯食べていい」という、8時間ダイエットという手法だ。
筋トレを合わせるとリーンゲインズとも呼ばれる。
あれは昼から夜は好きに食っていいというルールなのだから、非常に続けやすい。
午前中は適当に気を紛らわしておけばいいし、夜は夜ご飯を食べたあとにカロリー摂取しなきゃいいだけだから、夜ご飯を充実させておけばいい。
という訳で、腹6分目手法は、ボクの体験では「オススメではない!」という結論に達した。
また興味があることが出てきたらやってみようと思う!
ではまた(*ˊᵕˋ*)