映画の要約「ファスト映画」による問題で考えなきゃいけないコト

 

YouTubeにいっぱい上がっている映画の要約動画は、ファスト映画で呼ばれています。

映画を無料でサクっと見たい方が沢山いて、そういう方向けに映画を要約して伝えているんですね。

「上手いこと人のコンテンツを使って儲けてますなぁ…」

と、ボクは思って眺めておりました。

 

しかし、

「コレってグレーゾーン超えてる気がするな…怒られないのかな…」

とも思ってました。

本の要約も結構そうかなと思うのですが、あまりにも内容伝えすぎちゃってて、もはやそれ、売り上げを下げる原因になっちゃうんじゃないの?と思うじゃないですか。

 

そしたら案の定、映画業界が激おこになったのが今回の事件な訳です。

「ファスト映画」投稿急増 映画産業界に危機感 法的措置も

 

↑の記事いわく、950億円の被害と見なして、法的措置にとる方向とのことでした。

950億円がどういう計算で成り立っているかはさておき、法的措置を取りに行くとは、かなりの怒りであることが感じられます。

また、今後そういった方が現れないようにという脅しも感じられます。

 

チャンネルの情報開示も請求しているみたいですので、かなりの本気度合いです。

今、チャンネル運営者様はヒヤヒヤされていることでしょう…お察しします。

 

この件で改めて思うのは、

「誰かのものをパクって儲ける時は、その誰かも喜ぶ形じゃないと破綻する」

ということです。

 

例えばひろゆきさんの切り抜き動画は、ひろゆきさんに半分収益が入ることで成り立っているじゃないですか。

叩いてみた、弾いてみた動画で勝手にアーティストの曲を使えるのは、収益がアーティストに行くようになってるから認められてる訳です。

これがもし、向こうに何にも収益が入らんくて、ただ使われて、ただ儲けられているだけなら、絶対問題が発生しますよね。

 

誰かのマネをする、パクることが、全部が全部悪ではないと思うのですが、相手のものをただ奪っているのか、相手にもメリットがある形なのか、これがとても重要だと思います。

映画の件で言えば、大事なところは本編を見ないと分からないようにしておくとか、最終的に映画界に利益があるようにしておかないとやっぱりダメだったのです。

 

ボクもこれから色々やろうと思う中、何かを利用させて頂くなら、必ず相手にとって嬉しい形を考えて行おうと思う一件でした。

ウィンウィンしていきましょう。

それではまた(*ˊᵕˋ*)♪