WEBライターの将来性は?今後の予想を現役ライターが解説【甘い状況ではありません】

AI 人工知能 考える仕草

今回は下記3点について悩んでいる・考えている方に向けて書きました。

  • WEBライターの将来性が知りたい
  • WEBライターが今やるべきことは何?
  • WEBライターの力を活かせる仕事は?

結論を先に書いておくと、WEBライターの将来性は非常に暗く、「一生続けられる仕事では無い」と考えています。

僕は現在、WEBライター歴1年半。WEBライティングで収益の9割を稼いでいますので、「将来性が無いよ~!」と他人事で語っている場合じゃない状況です(›´ω`‹ )w

その上で、この記事では「なぜWEBライターの将来性は暗いと考えているのか?」「その上でどうしていくべきか?」ということを解説します。

特に、これからWEBライターを始めるという方には見て欲しい内容です。

WEBライターの将来性【厳しい状況です】

頭を抱えて悩むWEBライターの男性

WEBライターの仕事は現在がピークと言えるでしょう(›´ω`‹ )

1.WEBライターは廃れていく仕事

WEBライター人口は、現在増え続けていると言われています。また需要も高い状態だと言われていますね。クラウドソーシング等、WEBライターを募集するサイトを見ても、確かに沢山の募集を見かけます。無限にあるんじゃないかと思える程ですw

まだまだWEBライターになる人は増える見込みですが、残念ながら、ずっと存在し続ける仕事では無いので注意が必要。

いずれは人工知能(AI)が記事を書くようになったり、Google自体が検索者に答えを言うようになる未来が、どんどん近づいているのは間違いないのです。既にアメリカでは、人工知能が記事を書き始めているそうですので、廃れるのは遠くない未来でしょう。

他の仕事と同様、WEBライターもいずれは無くなる仕事の一つです。ここが大切なポイント。

2.WEBライターはいつでも切れる派遣のようなもの

WEBライターの危うさは、「いつでも契約を切れること」にもあります。

日本の大きな会社に入っていれば、仕事が多少無くなったとしても、なんとか守ってくれる面がありますよね。しかし、WEBライターはフリーランス(※)であり、フリーランスの扱いは派遣の扱いと変わりなく、いつでも切れてしまいます。

将来性を考える上で、「いつでも契約を切れる」ことは見過ごせません。安定感が無いのですから、心配になりますよね。

※フリーランスとは、特定の組織に属していない個人事業主などのことです。自由業などと言います。

3.高単価WEBライターは狭き門

「人工知能に負けない記事を書ければ問題無い」という意見もあります。ですが、高品質記事を書く人になるのは狭き門で、全ての人が出来ることではありません。

「人間にしか出来ないことを」と言い出せば、全ての仕事は一応消えないと思います。ただ、全ての仕事の大部分はAIなどに取って代わることになります。

4.WEBライターがこれから溢れる

現在、日本は副業が解禁され、フリーランスもどんどん増えている状況です。

そして、特別なスキルが無い方がまずやり始めるのが「WEBライター」ですので、これから益々WEBライターが増えると思われます。(現に増えています)

WEBライターが溢れるということは、お願いするサイト側も安くお願い出来るようになるということ。需要と供給の関係ですね。

つまり、WEBライターは伸びていく業界では無く、これから下がっていく業界だということです。(下がり始めるのはもう少し先かもしれませんが)

WEBライターが今やるべきこと

薬剤師の男性と薬の画像

WEBライターは独自スキルを身につける必要があります(›´ω`‹ )

1.1サイトに頼りきりの状況から脱出する

既にWEBライターとして生計を立てている方であれば、まず1サイトに頼りきりの状況を避けた方が良いと思います。

僕は以前、1サイトに頼って仕事をしていたのですが、いきなりサイトの管理者が消えてしまい、仕事が止まったことがあります。その時はとても困りました。

最低でも2サイトにお世話になることをおすすめしたいですね。

2.WEBライティング以外の力を磨いておくことで専門性を高める

WEBライターは、文章を書く仕事です。その文章は、何かに触れたり、学んだりして生まれますので、ライティングスキル以外の力を磨いておくことが大切です。

これからGoogleは、より「専門性の高い記事」を求めてくると言われています。何も知らないライターが適当に調べた記事ではなく、プロが書いた記事を大切にするということです。

何かのジャンルのプロである人が、そのジャンルに関してのライティングをするなら、それは非常に価値があり、まだ生き残っていける可能性があります。

現役の〇〇講師であったり、農家、販売員、薬剤師などなど、「スキル×ライティング」が必要になってきます。WEBライティング以外の力を身につけておきましょう。

「何をやればいいか分からない!」と思う方は、「興味があること」を今より掘り下げるだけで良いと思います。サバイバル知識でもゲームでもアニメでも、何でも良いので、一個強い武器を作るということです。

僕は元々農家であり、農業検定も持っていますので、植物に関する記事には強みがあります。そういった何かを持つと、お願いするサイト側に重宝されますよ。

3.物価の安い海外に移住して他のスキルを磨く作戦はアリ

「スキルを磨く時間が無い!」という方は、物価の安い海外に移住するという選択肢もあります。

物価の安い地域に移住すると、沢山のお金を稼ぐ必要が無くなるので、その分だけ働かなくて良くなります。働かない分、スキルを磨く時間が生まれるのです。

最近はタイのバンコクに移住するのがブームになっていて、月5万円で暮らせるそうです。僕も結構調べてみたのですが、この話は本当みたいですね。

月5万円をライティングで稼ぐのは容易なので、少しライティングで稼ぎつつ、他の専門分野を作るのも良いのではないでしょうか。

バンコクの滞在費を知りたい方は、こちらの記事↓を見てみるとイメージが浮かびますよ。

タイ・バンコクでの生活費は1ヶ月5万円で十分ってホント?【具体的に実証してみた】

4.アンテナを張って最新情報を得よう

今WEBライターがやるべきことは、アンテナを張り、最新情報を得ることだと思っています。

フリーランスとして生きていくのですから、常に情報に敏感でなくてはいけません。波に上手く乗れないとはぐれてしまいます。会社が守ってくれるサラリーマンでは無いので、ここは大切なところですよね。

具体的には、色々な情報サイトをチェックすること、Twitterも有益なアカウントをフォローしておくことなどがあると思います。雑誌等もよく見ておきたいですね。

情報に敏感になることで生き残る確率はグッと高まりますし、何か面白い情報があれば、いち早くそちらに移ることも出来ます。

WEBライターの力を活かせる仕事は?

WEBライターがブログを始める画像

一番おすすめなのはブログですね。

1.ブログならそのまま活かせます

現在WEBライターをされている方におすすめしたいのが「ブログ」です。

「ブログで稼ぐなんて難しい」と思う方も多いかもしれませんが、現在はハードルが下がっていて、ブログを始める方が急増している状況です。

まだまだ副業ブロガーが増えていく見込みですので、乗り遅れないように始めておきましょう。

僕は現在ブログ歴1年半程ですが、大して作業していなかったにも関わらず、1年ほど経って月1万円に、現在は月2万円ほど頂けるようになりました。放っておいても毎月収益が入ってくるのですから、かなり良い副業だと感じています。

副業としてのブログの始め方は下の記事で解説していますので、気になる方は是非見てみて下さい。最初の数ヶ月は頑張っても月1000円~くらいですが、将来性はありますよ。

2.雑誌系なども可能性アリ

WEBライターとしての力を付けてから、紙媒体へ移っていく方もいます。雑誌などのライターになる訳ですね。

雑誌などのライターはWEBライターよりもスキルを求めますので、簡単ではありません。また、紙媒体は将来性が無いとされています。

しかし、一度でも紙媒体に携わったという肩書き・経験は、その先を支える力になってくれるはず。チャンスがあれば飛び込んでみたいですね。

3.高単価ライターへの道も模索

高単価のライターを目指していく道も良いですよね。

高単価のライターになるということは、他のライターよりもスキルの高いライターになるということ。記事の内容に信頼性・専門性があり、読みやすく、納品もしっかりしている。そんな方は高単価ライターを目指してみましょう。

僕は高単価案件は一回しかやったことがありませんが、凄い時給になるので驚きました。僕も今後、高単価を狙っていけるよう考えていこうと思っています。

サイトにとってお金が稼げるジャンルである程、単価が上がる可能性があります。金融系、仮想通貨、投資などのジャンルで、専門的な内容が書けると強いかもしれません。

4.WEBライティングを教える側はどうか?

WEBライティングの講師業を始める方も中にはいます。

「WEBライターになってみたいけど、自分に出来るのかな?」と考えている方は沢山いますので、そういった方々に教えるのも悪くはないですよね。

しかし、僕は講師業にはあまり良いイメージがありません。ライティングの講師は、ずっと続いていく仕事では無いと思うからです。

ですが、講師経験を積む事には価値があります。その経験をまた他で活かせますよね。

「教える側で生きていこう!」と考えるのはおすすめでは無いのですが、教える側に回ってみる、というのは良いのではないでしょうか。

まとめ:WEBライターの将来性

WEBライターの女性

  • WEBライターの将来性は厳しい状況
  • WEBライターは、1サイトに頼っては危ない
  • WEBライターはブログもやっておくべき

今回は上記内容を解説させて頂きました。

WEBライターの将来性は暗い。これは間違い無いので、「未来の為の種まきをしていく」ことが大切です。種まきとは、他の専門スキルを磨いたりするということです。

新しい行動をとるのは気合いが必要ですし、その為に時間を割かなくてはいけません。大変な労力ですが、種まきをしないと未来の取り分が無くなってしまいます。

現在WEBライティング初心者の方も、これから始めようと考えている方も、「独自性があるライター」を目指していきましょう!

他にもWEBライターに関する記事を書いていますので、気になる方は是非見てみて下さい。

WEBライターの記事一覧へGO!