「引きこもりの居場所はどこが合っているんだろう?リアル社会に居場所を見つけたかったけど、結局引きこもりになってしまった。これからどこを居場所にすればいいんだろう?」
と考えている方に向けて、現役準引きこもりの立場から書かせて頂きました。
結論を先に言うと、「現代は引きこもったままでも生きていけるから大丈夫」というお話です。
「なぜ引きこもりになったのか?」を考えてみる
人それぞれの事情がありますよね。
引きこもった原因によって話しは変わってくる
引きこもりの居場所に関して、まず僕が考えたのが「引きこもった原因によって話しは変わってくるんじゃないか?」ということでした。
引きこもった原因は色々あると言われていますので、その原因によって、きっと対処も変わってくるんだと思うんです。
引きこもりになった理由が対人関係なら?
引きこもった理由が対人関係だとしたら、僕はその引きこもりさんをなんとか外に出そうとする行為は間違いだと思ってます。
自然に外に出るのならそれで良いのですが、無理矢理というのは違和感を感じませんか?
だって、引きこもっている人は引きこもっていたいと思って引きこもっているのですよ。
心の底では外で晴れ晴れと生きたいと思っているかもしれないのですが、恐怖心などもあって、出たくないと今思っているんです。
出たくないと思っている人を無理矢理出そうとする、その行為が僕にはとても無駄なことに思えるのです。
なぜ引きこもりをリアル社会に出そうとしてるのか?
人間関係が苦手なのに、また人間関係の渦に戻すのはオススメ出来ません。
対人関係でつまづいた人をまたリアル社会に出す行為
対人関係でつまづいて引きこもった人を、またつまづくであろうリアル社会に放り出そうとする。僕にはそれが不思議でなりません。
昔はインターネットが普及していませんでしたので、お仕事をする為には外に出る必要があったかもしれませんが、現代は状況が異なりますので、リアル社会に必ずしも出る必要はないんです。
引きこもりを普通の人と同じにしようとするおかしさ
僕は、引きこもりの方をまたリアル社会に無理矢理出そうとする行為は「普通の人と同じになれ」という思いがあるからなんじゃないかと考えています。
「お前おかしいよ、普通にならないとダメだよ。」という感覚は、きっと多くの人が持っていますよね。
でも、引きこもりは既に引きこもりなのです。引きこもりとなる才能を持っていたから引きこもる結果となったのですよ。
(誰でも引きこもれる訳ではありません。大概の人は引きこもり生活に耐えることなど出来ないのですから…笑)
だから、まずは普通の人と考え、普通の人と同じにさせようとする行為をやめてはどうかと僕は思うんです。
引きこもりの居場所はリアル社会である必要があるのか?
引きこもりになる方は内向的傾向があるので、外よりも中が適しています。
引きこもりはパソコンの中に居場所がある
「引きこもりには居場所が無いんだ!居場所を作ろう!」という動きは本当に美しいなと思います。良い人達がいっぱいいる日本で良かったと思ってます。
ですが、引きこもりにはもう既に居場所があることが多いのです。それが、パソコン、インターネットの中です。
「インターネットの中に居場所があってはいけない!」と怒る方もいるかもしれませんが、その理由はきっと不明瞭なのではないでしょうか。
これからはインターネットがもっともっと中心になっていく世界です。そんなインターネットに居場所がある。それは素晴らしいことだとも考えられますよね。
一枚の壁を隔てた環境が引きこもりにはベストな居場所となる
引きこもりはなぜインターネットなら居場所を確保出来るのか?僕も準引きこもり生活をしている人間ですし、人間関係を得意としていないので分かるのですが、インターネットは「一枚の壁を隔てた環境」なんですよね。
僕はとても軽度だと思いますが、対人関係で引きこもる方は「人の気持ちが読めない」か「人の気持ちを読みすぎる」かのどちらかだと思ってます。
人の気持ちが読めない場合は、人の輪から外され、
人の気持ちを読みすぎる場合は、人の輪にいると苦しくなってしまうんです。
でも、インターネットの中にある居場所は、パソコンを通しているので壁があります。顔も知らない、声も知らない、話したくない時は話さなくていい、気をつかう必要が無い。
そんな環境が、引きこもる才能がある方々には合っているから、一日中パソコンをカタカタ出来るのではないでしょうか。
引きこもりにとって快適な居場所にいよう
引きこもりを外に出そうとするのはやめようという話しを書いてきましたが、それだけでは問題は解決しませんよね。
引きこもりが社会活動をしてお金を頂き、問題なく生活出来るようにすることも考えました。
引きこもっていても出来ることを
まず、僕の基本的な考え方は「引きこもる才能があるなら引きこもって生活出来るようにしよう」というものです。
ですので、引きこもっていても出来ることをしましょう。
いつも書いてますが、僕は今WEBライターをしています。WEBライターなんてそんなに難しいお仕事ではありません。
クラウドソーシングサイトに登録して、「こんなまとめ記事を書いて下さい」という要望に応えているだけとも言えます。
(戦闘機とか銃のことをまとめる記事を書いたりもしてます。オタクの方に向いてる内容もいっぱいあるのです)
クラウドソーシングを使えば引きこもったままでもお金を頂くことが出来るので、是非登録してお仕事をしてみて下さい。
慣れてくるとブラック企業で働くより稼げるようになります。(きつい表現でごめんなさい)
僕がいつもお世話になっているサイト「クラウドワークス」のリンクを貼っておきますので、是非チャレンジしてみて下さいね↓
また、僕はブログをこうして書いています。ブログで誰かの役に立つことを書けば、それは必ずお金に変換することが出来、僅かながら収入になっています。
いやらしいお話しと思われるかもしれませんが、「喜んでもらう=お金を頂ける」は真実で、ブログもちゃんとお金になるんですね。
在宅で生きていくのであれば、インターネット上の仕事をしながら、ブログは絶対にやっておきましょう。
ブログの作り方などは下記リンクの記事にまとめましたので、是非チャレンジしてみて下さい。なぜブログがお金になるのか?どういう内容を書けばいいのかなども詳細にまとめています。
どうでもいい一芸を秀でさせること
僕が引きこもりの方におすすめしたいのは「どうでもいい一芸でいいから、何かを秀でさせること」です。
外で生きていく場合は、失礼な言い方をして申し訳ないのですが、誰でも出来ることを我慢して行えば生きていけます。
アルバイトでも正社員でも公務員でも同様です。
逆に、在宅で生きていくとなると、誰かに雇ってもらうのが難しい状態になりますよね。
もちろん、先に紹介したクラウドソーシングで、在宅のまま雇ってもらうことは出来るのですが、一生を保証されている訳ではありません。(そもそも企業も一生を保証してくれてる訳では無いのですが…!)
そんな状況の中、人生をちゃんと最後まで生きていくには「特殊技能」を持っておく必要があると僕は思ってるんです。
特殊技能があると、引きこもりだろうがなんだろうがお金を頂くことが出来ます。
例えば、こんな方がいます↓
何の取り柄も無い私の、唯一の特技をご覧下さい。 pic.twitter.com/7wILSAWYMp
— た ぬ (@thumb_tani) March 29, 2015
凄すぎて思わず笑ってしまいますよね。笑 あまりにも凄すぎて、8万回以上もいいねがついており、6万回ほどリツイートもされています。
もしこれを作る過程をYouTubeに動画でアップしたらどうなるでしょうか。
一回でヒットするかは分かりませんが、いつかかなりの再生数を頂けるようになるのではないでしょうか。
これからはこういった、「ある意味どうでもいい特技」すらお金に変えられる時代にどんどんなっていくのです。
プラモデルを作るのが早すぎるというのも人の興味を引くかもしれません。
沢山の人に楽しんでもらえるなら、それはお金になるはずです。
引きこもりでも活躍出来る時代です。居場所を外に用意する必要なんて全く無いと僕は思います。
是非在宅で、どうでもいい特技を身につけましょう。笑
引きこもりの問題点を引きこもったまま解決させる
引きこもりで心配なのは健康状態で、健康さえ管理出来れば大丈夫です。
引きこもりの怖いところは健康状態
ここまで「引きこもりは引きこもったままで生きていきましょうよ!」というスタンスで書かせて頂きましたが、引きこもりには大きな問題があります。
それは、健康状態です。
引きこもりは圧倒的に運動量が少なく、また、何かあった際に病院に行けない可能性があります。
ですので、健康状態だけは整えておきましょう。
食事と運動と、心の状態…つまり楽しく生きることが健康には大切ですよね。
家の中で運動出来るようにする
僕は準引きこもりとなって以来、かなり体の変化を感じました。
まず、運動量が減って太りましたし、筋肉量が落ちたなと感じています。
ですので最近は腹筋ローラーをしています。コロコロコロコロと…。笑 腹筋ローラーの記事はこちら。
結構楽しいもので、筋トレ効果もかなり高いのでおすすめです。頑張って続けていきます。
運動をして、家の方が作ってくれる食事もちゃんと食べて、出来ればサプリなどでも栄養を補って(薬局のサプリって安いので良いですよ)、毎日自分らしい生活をして楽しく生きる。
まずは生活を整えて、引きこもりとして生きていく土台を作っちゃいましょう!(前向きな引きこもりですいません)
引きこもりでも多少の外出は出来るようにする
周りの人が死んだら生きていけない状況は危ない
健康状態と共に危険なのが、一歩も外に出られない状況です。
僕がとても尊敬している引きこもりの大先輩の方は、なんと一歩も外に出られないのだとか。出た途端に冷や汗がぶわっと出てしまうそうです。
この場合、周りの人が死んでしまった際に困る可能性がありますよね。
また、病院に行けないというのも危ないかもしれません。
となると、引きこもりでも僅かの外出は出来るようにならないと、という話しになってきますよね。
近所のコンビニまで行ければ大丈夫
外出って言っても、別に繫華街に行く必要はありません…近所のコンビニ。近所をお散歩。ただこれだけで良いと思います。
それも、毎日行く必要なんてまるで無く…月に一回も行かなくて良いと思います。笑
ただ、「外に行ける」という状態であることが大切です。
行きたくない時は行く必要なんてありません。行かなければ行けない時に行けるようにだけしておきたいところです。
しかし、引きこもりレベルによってはそれはかなり厳しい戦いですよね…自分の状態に合わせて、少しずつ頑張るしかありません…ファイトです。(それしか言えなくて申し訳ないです)
引きこもり×農業はおすすめ
自然と向き合う仕事がおすすめです。因みに、僕は元農家です。
どうしても何かをさせたいなら農業だと思う
今回の記事を見る方は、引きこもりの方よりも、引きこもりの家族を持って困っている方なんじゃないかと思います。
そして、どうしても何かをさせたいと考えているなら、農業をおすすめします。
僕も元は農業従事者で、農業検定も持っている身なのですが、農業は僕の心ととてもマッチする仕事でした。
そもそも、対人関係で消耗するタイプというのは自然が好きなんだと思います。僕の尊敬する方も自然が好きなようですので、ここは確信しています。
農業にだって対人関係はあります。ですが、会社や工場で働くよりはずっとずっとマシなはずです。
そういった就労支援プログラムも沢山あるようですので、もし引きこもっている本人に僅かでも気持ちがあれば、やってみるといいかもしれませんね。
こんなページを見つけてきましたので、こちらも見てみて下さい→耕せ日本
まとめ:引きこもりの居場所はどこ?
という訳で、「引きこもりの居場所」というテーマで色々なことを書かせて頂きました。
引きこもりの居場所が外である必要は全く無い、というのが僕の考えですが、共感して頂ける考えかと言えば…そうではないかもしれません。
在宅で稼ぐという経験をした方はきっと少数ですし、何処かで雇われて生きていくというのが一般的なスタイル。
引きこもりの生き方はそうではなく、自分の生き方を追及していくスタイルだと思います。
中々理解しがたい内容だったかもしれませんが、事実、僕はこうして生きてますし、引きこもりでありながらも稼いでいる先輩方も生きています。というか、多分普通の方より先輩方は稼いでいるでしょう…凄いですね…。
全員が全員出来るかは分かりません。ですが、やってみなければ何も分かりません。
是非チャレンジしてみて下さいね。
では次の記事へ!
【ひきこもりOK】月に10万円以上稼げる自宅仕事7選+α【スキル不要アリ】