ひきこもりとの話し方について、色々な情報が出ています。
これらの話し方を実践しても上手く話せない、進展が無いと悩んでいる親御さんへ、見捨てるという選択肢を伝えたいので書きます。
親に頼れない環境を作ってあげましょう。
「ひきこもりとの話し方」を考えるのはもう終わり
なぜ親が子に遠慮しなければいけないのかを考えるべき
引きこもりの扱いに困るから、引きこもりとの話し方を悩まれているのだと思いますが、そもそもそうやって親が子に遠慮しているという状態が不思議だと思いませんか。
遠慮するということは、相手が主導権を握っている状態ということになります。
そして、主導権を握った子供はより調子に乗るでしょう。
親をたくさん困らせ、どんどん都合の良い状態を作ろうとするはずです。
やんちゃな子たちは、暴走族となって、世の中を困らせることで、優越感に浸ろうとしますが、引きこもりはその逆の面があると言えるでしょう。
向こうから話しかけざるを得ない環境を作りましょう
本当に優位なのは、ご飯を与えている親なのです。
引きこもってしまった、子供の事が心配だから、会話が成立していなくてもご飯を出していると思いますが、思い切ってご飯を与えるのをやめてしまう覚悟で行きましょう。
会話が成立しない限り、ご飯は出さないというスタンスで、本来主導権がどちらにあるのかをはっきりさせる必要があります。
ひきこもりは「生命の危機」にさらされるべき
ひきこもりは親がいてこそひきこもれる
引きこもりは親がいてこそ引きこもれている訳であり、本当は親に感謝するべき存在です。
それにもかかわらず、親に口もきかないというのは最悪の行為だと言えます。
まだまだ生きていくのに問題がないと思うから、何も行動せずに親にも反抗して好き勝手に生きれるのであり、このままだと死んでしまうとなれば行動を変えざるをえません。
親がもう支えてくれなくなると分からさせる
親がこれからはもう支えてくれないのだと本当に分からせましょう。
ただし、急激な変化によりパニックになる可能性もあります。
そこで大切なのは条件です。
行動する意欲を出せば、支えてあげる用意はある、ただ、行動する気がないのであれば見捨てるという条件をちゃんと提示する必要があります。
会話が成立したら話し合いをする
改善する意欲が見えたら話し合いをする
生命の危機を感じさせ、改善する意欲が見えたなら、前向きに話し合いをしましょう。
残念ながら1度引きこもった人は、ひきこもりの才能がある方です。
元々は明るい性格だったとしても、引きこもり生活にマッチしてしまう才能を持っています。
外に出て稼がせるのが一番シンプルなやり方ではありますが、また、同じように引きこもり生活が始まる可能性が十分にあります。
今は時代がどんどん変わっていて、自宅にいても、パソコンがあれば稼げる仕事がたくさん出てきています。
僕もほぼ家から出ない生活を送っていますが、パソコンを通して仕事を行い、驚くような金額を稼いでいるわけでは全くありませんが、普通に生活をしてちゃんと税金を納めています。
かつては自宅に居ながら稼ぐというのは難しかったのですが、現代はどんどん、自宅で稼ぐことができるようになっており、これからはその傾向が更に加速しそうです。
ただし、最初から立派な金額を稼ぐのは難しいでしょう。
まずは月1万円を稼がせることを目標とするとよいのではないでしょうか。
下記記事でひきこもり生活をしていても稼げる仕事を紹介していますので、興味がある方はチェックしてみてください。
【ひきこもりOK】月に10万円以上稼げる自宅仕事7選+α【スキル不要アリ】改善する意欲が無いのなら見捨てましょう
改善する意欲があるのなら支えてあげるという条件を出しても、話し合いにならないような状態であれば、もう見捨ててしまうことをオススメします。
生命の危機に陥れば、生きる為の行動をするしかないので、子供も行動を始めるはずです。
その生命の危機を感じさせるためにも、本当に見捨てる気であることを伝えなきゃいけません。
それは上辺の言葉じゃなく、本当に見捨てようとしないと相手に伝わらないのです。
改善する気がないけど死にたくないと思ったら、支援センターや警察などに連絡するように、とも書いておいても良いでしょう。