フリーランスの源泉徴収について解説!引かれる金額・戻ってくる金額はいくら?

源泉徴収された後の金額が分かる請求書の画像

どうもこんにちは。
フリーランス歴が1年半ほどになりましたノブです( ◜ᴗ◝ )

この記事の内容
  1. フリーランスをやって分かった源泉徴収のキツさを解説
  2. 源泉徴収されたお金は戻ってくる?
  3. 僕は源泉徴収を未来の貯金だと考えることにしました

上記内容で、僕の実体験ベースの話を書いていきます。

この記事は、下記のような方が対象です。

  • 源泉徴収って何か分からない
  • 源泉徴収で取られる金額も分からない
  • 源泉徴収されたお金が戻ってくるのか知りたい

ではサクっと解説していきます!

源泉徴収とは?

税金について学ぶ男性

源泉徴収は「先に税金を納めておくシステム」だと考えておこう!

Wikipediaの固い説明がコチラ↓

源泉徴収(げんせんちょうしゅう、英: withholding tax)とは、給与・報酬・利子・配当・使用料等の支払者が、それらを支払う際に所得税等の税金を差し引いて、それを国等に納付する制度である。源泉徴収された税金は源泉徴収税という。

ザックリ言えば、
「あなたの支払う今年度の税金は大体これくらいになりそうなので、先に税金を納めておいて、1年が終わってから、あとで調整しましょう!」
というシステムになっています。

「源泉徴収」という言葉を聞いて、僕も
「ええ…難しそう…何それ…知りたくない…(´;ω;`)」
と思ったのですが、
「先に税金を払っておいて、後で払い過ぎた分があれば戻ってくるシステム」
と分かってホっとしました。

分からないどうしよう何それ怖いと思いすぎて、「源泉徴収の基礎知識大全」みたいな訳わからない本を買うとこでした。(そんな本あるのか知らないけれど)

フリーランスが源泉徴収で取られる金額

税金の金額をノートに書いている画像

フリーランスが源泉徴収で取られる金額は「約10%」と考えておけばOK!

フリーランスと一口に言っても、形は様々だと思いますが、源泉徴収でとりあえず引かれる金額は「約10%」と考えてOKです。

僕の場合で例えます。
僕はWEBライターという仕事と動画編集のお仕事を、とあるサイトでさせて頂いてます。

このWEBライター分の報酬が月に10万円だった場合、下記の画像のような金額になります。

源泉徴収された後の金額が分かる請求書の画像

これは「Misocaというサイトで作った請求書の画像ですが、右下にある「源泉徴収税」で、大体10%ほど引かれていますよね。
今は復興税という税金も乗っていますので、その分も含めて、約10%となっています。

会社員とフリーランスの源泉徴収の違い

ちなみに、会社員さんのほとんどは、会社によって勝手に源泉徴収されています。
会社が勝手に源泉徴収して、国に納めて、「年末調整」というヤツで1年後に調整しているのです。

これはフリーランスになってからやっと理解出来たことで、会社員だった頃は「何か引かれてるな~。年末調整?何それ?とりあえず書類出せばおk?」って感じでした( ◜ᴗ◝ )w

源泉徴収で取られたお金は戻ってくる?

お金持ちの男性

源泉徴収で取られた金額が「取り過ぎ」であればお金は戻ってくる!

会社員は大体、「月給〇万円」と決まっていますので、源泉徴収の額もほぼ適切な金額になります。
ですので、年末調整をしても「源泉徴収した金額が、納めなきゃいけない金額と大体合っている」ので、「あまりお金が戻ってきません」。

フリーランスは不安定なので、月によって金額も変わりますよね。
そこで、%で源泉徴収をして、後で年末調整をするのですが、実はお金が戻ってくる可能性が高いです。

どんな流れで源泉徴収税額が戻ってくる?

例えば、フリーランスとして月に20万円くらいを平均して稼いだとすると、源泉徴収の金額は月2万円くらいになりますよね。
それが12ヶ月間続くと、納めた税金は24万円ほどになります。

20万円を稼いだ人の年収は240万円。
フリーランスは色々なものを経費に出来ますので、家賃やネット代、書籍代や打ち合わせ代、PCなどの設備投資などを経費にして、また基礎控除とかいうヤツも引くと、実は「あんまり稼いでいない」状態になるのです。

年240万円稼いでいても、経費とかを差し引くと100万とかになるかもしれません。
ここが会社員さんとの大きな違いです。(会社員さんは家賃を経費で落としたりしませんよね)

すると「おまえ…年収100万円なのに、源泉徴収24万円も納めたんか…そんなにお前は払わんでもOKなんやで…(国の声)」ということになって、国からお金が戻ってくるという仕組みです。
※稼いだ金額や納めた税金を確定申告して国に伝える→後で戻ってくる(3月頃)という流れになります※

先に確定申告で戻ってくる金額を知るには?

この金額は稼いだ金額・源泉徴収で納めた金額によって変わりますので、ここで「いくら戻ってきます!」とは書けません。
ただ、どうしても知りたい人は「会計freee」というサービスで、「確定申告書」を仮で作ってみると分かります。

確定申告の書類を見ると、いくら払いすぎているかが分かりますので、気になる方は作ってみて下さい。
僕は会計freeeの有料プランを契約してますが、無料プランもあります。
会計freeeはこちら→会計freee

会計freeeはマジで便利すぎて一生お世話になるんじゃないかと思ってます。
コレが無いと確定申告出来ない( ◜ᴗ◝ )フリーランスの強い味方( ◜ᴗ◝ )

僕は源泉徴収を未来の貯金だと考えることにしました

最後に余談を書きますが、僕は源泉徴収を未来の貯金だと考えることにしました。

源泉徴収税って、結構キツイんです。約10%、つまり1割ですから…!

しかし!僕はかなり経費に出来る仕事もやっていまして、本当に払わなきゃいけない税金は少ないのです。
よって、確定申告するとかなりのお金が戻ってきます。プチボーナスです。

引かれている間は辛いのですが、どうせ1年後に戻ってくると思えば、まぁいいかってとこですね( ◜ᴗ◝ )

あと、経費が少ないと戻ってくる金額も少なくなりますので、「どんなものが経費になるのか?」はしっかり学んでおいて下さいね!

 

当記事のまとめ
  1. 源泉徴収は「先に税金を納めておくシステム」だと考えておこう
  2. フリーランスが源泉徴収で取られる金額は「約10%」と考えておけばOK
  3. 源泉徴収で取られた金額が「取り過ぎ」であればお金は戻ってくる

ではまたっ!