最近、カラダを動かすことへの科学的知識について興味が深まりまして、図書館にてNewtonの本を読みました。(Amazonで見たら3980円でビックリした)
結論、めっちゃめちゃ勉強になりました。という訳でメモしまくってきました。ご参考にどうぞですなり。
- 5回転ジャンプを行うには対空時間が0.9秒必要であり、助走速度を上げられれば可能性がある
- 脚ではなく腰の筋肉で走り始めれば、神経の伝達距離が短い分だけスタートダッシュが早くなる可能性がある
- 脳内の信号伝達プロセスはまだブラックボックス
- 世界的に100mが速い選手は、前傾姿勢で走る。かつ、地面を蹴る力の強さと、力をかける時間の長さが長い
- アフリカ系選手は日本人よりアキレス腱が長くて固く、このアキレス腱によって速度が出せる
- ケニアの選手がマラソンで強いのは、かかと接地ではなくつま先接地だから。ただしつま先設置は慣れないと難しい。
- 持久系アスリートは常人よりも1.3倍、血中に酸素を取り込める。また空気を吸う量も1.5倍多い。
- 重量上げのアスリートは速筋の割合が常人よりも多い。マラソン選手は遅筋が多い。
- 重量上げアスリートは筋肉内の神経が多く、沢山の速筋繊維を同時に働かせることができる。つまり馬鹿力を発揮しやすくなっている。
- 体重の十分の一はミトコンドリア
- ミトコンドリアがエネルギーを作っていて、ミトコンドリアが増えると持久力が上がる
- トレーニングをしてエネルギーの飢餓状態が起きる度に、遺伝子が働いてミトコンドリアが増えていく
- 運動を定期的に行わないとミトコンドリアが減る他、加齢とともに減っていく
- ミトコンドリアが増えると基礎代謝が高くなる
- 運動神経が良いとは、小脳が鍛えられているということ
- 運動の習い始めに動きが硬いのは、脳から筋肉に信号を送る際に無駄が多いから。上達すると余計な筋肉に信号が送られなくなり、スムーズな動きになってくる。
- 上達するには、ズレの自覚が重要。誤差が生じたと認識できないと脳が学習できない。よって、撮影して確認する作業は重要。
- 使わないと衰えるので、定期的に使うことも大切。
- アフリカの生活は過酷で、それが強い体を育てている
- 速筋が多いか遅筋が多いかは生まれ持ってかなり決まっていることが分かっている
- ラットを使った研究で、トレーニングさせた後の休憩を、8時間、24時間、72時間と分けた。その結果、72時間のラットが最も効果が大きかった。ただしラット。
- 太ももの太さと死亡率は相関しており、太ももが細い人ほど死亡率が高くなる
- 筋肉痛の原因は乳酸説は現在否定されている
特に面白いな~と思ったトコは太字にしておきました!
正しい知識と行動量で成長していきたいですなっ♪
ではまた!
【中古】 Newton別冊『筋肉と技の科学知識』 (ニュートン別冊)/
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