勉強を15分区切りにすると“モノトーン効果”を防げる説

 

「今日はめっちゃくちゃ勉強してやる〜と思ってたのに、30分でもう萎えてきた…」

こんなコトがボクにはよくある。

人の集中力は“15分くらいもつ”ということは耳にタコができるほどよく聞く有名な話なんだけど、やってみると本当にそうだなぁと思う。

 

 

長時間なにかをやると、段々単調に感じてきて刺激が無くなってくる。これを“モノトーン効果”と言うらしい。

「確かに、最初はすごい刺激を感じてたのに段々と何も感じなくなってくるんだよな…」

「じゃあ15分区切りでやることを変えればモノトーン効果を防げるのでは?」

 

ボクは15分区切りで練習メニューを切り替えたり勉強内容を切り替えるようにしてみた。

具体的には下記のような形だ。

  • 指だけ練習
  • クッション練習
  • フル練習
  • オルタネイト練習

こんなメニューを15分区切りでで変えてくと、4つのメニューで一時間となる。

 

「うぉ!すげぇ…確かに15分って時間は丁度いい。」

驚くほど集中力がもちやすくなった。

もちろん12分くらいで飽きてきたり、10分くらいでモノトーンになりだすこともあった。必ずしも15分じゃないと感じた。

しかし、15分を目安に区切るのは確かに良い方法だと感じた。

 

 

「ほ〜。なるほど。区切りの良さよりもモノトーン効果を防ぎつつ、中断しちまう方が実はいいわけか。」

ボクは完璧主義な人間だから、区切りの良いとこでキレイにやめたくなる。(完璧主義じゃなくてもそうじゃないかと思ってるんだけど)

でも実は区切りの悪さは次に繋がる布石となる訳だ。

 

「あ〜もうちょい行きたかったけど、時間になっちまったな…。もう少しでテンポ175だったんだが…。」

「でもここで終わりにしよう。あえて中断して、明日に繋げた方が良いらしいからな。」

 

そして翌日、昨日は中断してしまったというか中途半端になってしまったので、今日こそはって思いでやった。

良い感じにできた。モノトーン効果と合わせて、これも良いなと感じた。

 

成果っていうのは、

量×質

で生まれるはず。

だとしたら、集中力を保つのは“質を保つ”ということになる。

 

そして集中力が保たれると、嫌な気持ちで練習する時間が減るということでもある。集中できてない状態の練習は苦しいものだからだ。

勉強も同じだ。

 

ただし、その日の体調も絡んでくる話だ。15分やりたくても、15分ももたないような体調の日もある。

その時はその時で、15分以下になっても許したい。

「今日も手をつけた!大してやってないけど、今日もやった!毎日できているボク、すごいな!」

この自信だけ保てれば大丈夫だと思ってるからだ。

 

とりあえず毎日手をつけられれば、大体の場合、作業興奮の仕組みで波に乗れる。

体調が悪い日は乗りきれないこともあるんだけど、それでも手をつける習慣さえ保てれば、

「今日はしっかり休もう。そして体調を良くすれば、明日は波に乗れるだろう。心配いらない。」

そう思えるからだ。