「脱力を意識」してドラムを叩いて感じたこと3つ

 

先日、師匠に「叩き方ちがくね?」と言われ、脱力系の話をされたんです。

他の先生方にも脱力の話はよく聞いてたのですが、改めて一度「全然チカラを入れずに叩いてみるか!」と、ここ二日間試しました。

その結果、感じたのが下記の3つです。

 

  1. リズムが柔らかくなる
  2. 音が柔らかくなる
  3. めちゃくちゃ楽に叩ける

 

という訳で、この3つについてちょっと書いておきます。

 

1:リズムが柔らかくなる

 

最も良い部分として感じたのが「リズムが柔らかくなる」でした。

 

ボクは動きもカチコチだし、リズムも凄く固かったのです。

それは自分で感じていたし、聞いてて「なんか違うなぁ…固いなぁ…」とは思っていました。

 

その悩みが、脱力によってかなり緩和されて驚きました。

「あれ!?リズム柔らかくなってるぞ!?原因の一つはコレだったのか!?」

と。

 

詳しい理屈をあーでこーでと語れるほどの経験値は無いので書けないのですが、事実、前より柔らかくなったのです。

 

その後、SNS上でとある中堅?ドラマーの方のプレイを見た時に、たまたま固いリズムを出されてたのですが、かなり力が入っている様子でした。

自分でも体感できた訳ですが、人のプレイを見ても「力が入るとリズムが固くなるんだ」と実感できた瞬間でした。

 

2:音が柔らかくなる

 

パッド練習をする時も脱力&リバウンドを殺さない意識でやってみました。

すると、音が柔らかいことに気がついたのです。

 

前は「ゴッ!」みたいな音だったのが、「コン♪」みたいな、広がりのある音というか、スティックの鳴りが殺されていないような…そんな音に変化したことに気がつきました。

 

改めて力を入れてリバウンドが死ぬような叩き方をすると、やっぱり「ゴッ!」となります。

なるほど、こういった部分でも「同じドラムセットを叩いても違う音がする」って現象が起きるのかと分かりました。

 

3:めちゃくちゃ楽に叩ける

 

以前はかなり力んでいて、手首のスナップでズバァン!って感じのイメージで叩いていたのですが、脱力しつつも音量を落としたい訳ではないので、力を入れずに腕を上げ、そのまま落とすような叩き方をしてみています。

すると、当たり前なんですが、めちゃくちゃ楽だったんです。

力は必要分しか入れてないんですから、そりゃそうですよね。

 

スネアにもタムにもクラッシュにもハイハットにも、出したい音量分の高さまで持ち上げて落とす。

握って殺してないからリバウンドも返ってくるし、リズムも前より柔らかいし、体力ももつ。

おそらく、叩いている見た目、外観としてもカチコチ感が少し減っているだろうなと思います。

 

そういえば以前、ボブさんにも「落とすんだよ」という話をされましたし、ハラショーさんにも「落としてるだけなんだよね」と言われたし、アキラ師匠にも「落とす感じなのよ」と言われたし。

コレのことを言ってたっぽいぞと。

 

落とすだけならこんなに楽に叩けるんだ!

 

しばらくは脱力をベースにして練習

 

Recとライブのための練習が今のメインなのですが、そのベースとして、しばらくのテーマは「脱力に慣れよう」になりそうです。

まだまだ沁みついていないのですが、これが沁みつけばまたグっと変われそうな気がします。

 

終わり!