「クレペリンの作業興奮って何?モチベーションが上がるの?どうやって使うの?」と疑問に思っている方に向けて、作業興奮とは何か?作業興奮はどうやって使えるのか?を解説しました。
一度作業興奮の感覚を覚えればずっと使えますので、是非身につけましょう!
作業興奮って何?
作業興奮を簡単に説明しますと、作業するとモチベーションが上がってくるといったものです。掃除し始めると掃除が楽しくなってくる現象をイメージすると分かりやすいですね!
これは心理学者のクレペリンさんが提唱した研究の話で、ちゃんとメカニズムがあるのですが、細かいことはさておき、やればやる気になるんだということだけ覚えておきましょう。
でも、やればやる気になることは多くの方が知ってますよね。経験上。その最初の一歩が踏み出せなくて困っているんじゃないかということだと思うのですが…!
モチベーションがない状態(作業興奮が効いてない)
モチベーションがない状態とは、つまりその作業をやりたくない状態ですよね。
人間って現状維持が大好きな生き物なのだそうで、もし今何もやりたくないと感じているなら、「何もやっていない状態を維持したい」モードに入っているんだ、と思って間違いないようです。
だから、この「何もしない状態を維持している状態」をなんとか突破してあげれば、何かをやっている状態を逆に維持したくなるんです。
と、まぁこんな話しはもう聞いたことがあるよ!と思われるかもしれないのですが…。
作業興奮を早速試してみよう!
僕が今回書きたかったのは、ほんのちょっとでいいから、本当に本当に少しだけでいいから作業してみて!ということ。
例えば、僕はライターのお仕事をしています。ライターはフリーランスでやっていますので、気乗りしなければいつまでも作業を開始しなくてもいいんです。
でも、作業しなければお給金はもらえません。でも、やる気がないときもあります。
そんなときに僕が行うのが、「一瞬だけでいいからやる」です。
本当に一瞬しかしないことも多々あります。でもそれが、脳のロックを外してくれることを僕は体験してきました。
僕は1つの記事を書くのに大体90分から150分程度かかります。その内の1分でも、10秒でもいいから手をつけてみるんです。
するとあら不思議。手がどんどん進んじゃうんですね~。
作業興奮状態を作るコツ
始めるときのコツもありまして、「時間すら決めない」のがおすすめです。
5分だけってした方が上手くいくこともありますので、時間を決めた方が上手くいく方はそれでやってみましょう。僕もそうした方がいいときもあります。
ですが、本当になんとなく手をつけて、一瞬でやめてみたりもします。一瞬でやめるつもりだったのが、そのままガーっとやっちゃう事も多いです。
比率としては…一瞬2割:継続8割くらいでしょうか。とにかく、一瞬でいいからやっちゃうんです。
この一瞬というのは、例えば僕で言うと…パソコンをつけて、記事のタイトルを打ち込むまでとか。作業の途中でやる気がなくなり、休憩から戻れなくなったときは「1項目だけ書く」とか。(僕が書く記事は大体20~40項目くらいある)
是非やってみて下さいね。
作業興奮の凄さが腹に落ちれば、かなりのレベルアップが見込めますよ。自分コントロール力がとんでもなく上がります!
まとめ:作業興奮の絶大な効果
というわけで、今回は仕事のモチベーションがないとき対策、「作業興奮」について書かせて頂きました。
内容をまとめますと、下記の通りです。
- 心理学者のクレペリンさんが提唱した研究
- 人間は現状維持が好きだから、何もしたくない状態をキープしたくなってしまう
- 作業をし始めると、作業している状態を段々キープしたくなってくる
- 一瞬で良いからとにかく手をつけるのが〇
作業興奮の有用性をどれくらい理解しているかは、やる気コントロールレベルをかなり左右します。はじめの一歩が重いだけなんですよね。一歩踏み出すと、体や脳はむしろ歩き続けたくなっちゃうんです。
だから、最初の一歩を踏み出すことに集中しましょう。一歩だけでいいんです。一歩で止まってもいいから踏み出すんです。また休憩してもいいから踏み出すんです。
やってみて下さいね。
では次の記事へ!