感情がコントロールできない時にやるべきこと【シンプル解説】

感情との戦い

「感情がコントロールできない。気にする必要もないことを気にしすぎてしまったり、落ち込んでしまうことがよくある。感情をコントロールできない時、どうしたらいいんだろう?」

と考えている方に、おすすめのコントロール方法を解説しました。

とてもシンプルな内容かつ効果がありますので、是非試してみて下さい。

感情が上手くコントロールできない原因を把握する

まずは原因を把握することが一歩目。原因がわからないことにはどうしようもありません。

その原因が明確であればあるほど解決しやすいですが、その原因が人格に関わるような、とても根深いものだった場合は解決に時間がかかる、もしくは解決が困難かもしれません。

しかし、原因を知っておくことで解決はせずとも対策くらいは立てられますよね。

とても嫌な気分が続いてしまっていたら、どんな事を嫌だと感じているか自分の中で明確にしてみましょう。

ここではまだ解決させず、嫌だと感じている事柄が明確になっているだけで良いんです。

少し遠くから感情を眺めてみる

嫌な事が明確になったら、次は自分の感情から離れてみます。自分を俯瞰で見るような形になりますね。

具体的には、自分じゃなくて他人の目線から見る、または空の上の第三者から見てみます。

今とても感情がグラグラしている自分を眺めてみると、もっとこうしたらいいのにとか、そんなこと悩まなくていいのにとか、そんな風に思えてくることも多いもの。

実は自分というのは他人から見てそう見えてたりするものだと思います。まず原因を明確にすること、そしてそれが傍から見て大したことじゃないことをここで知ります。

美味しい物を食べる【癒す準備】

まだ原因を解決する必要はありません。感情のコントロールを取り戻すには体力と精神力を要するので、まずは精神力ゲージを回復させる必要があります。

その為には、ラーメンです。いえ、ラーメンでなくても、ハンバーグでもカレーでもなんでもいいです。とにかく美味しいものを食べましょう。

いつもいつも食べていないような、たまに食べるととっても嬉しいものを食べましょう。一回の食事代なんて大したことはありません。

僕は節約記事も書いている通り節約が大好きですが(月10万円で生きる方法)、頑なになりすぎず、こういう時は好きな食べ物を食べてしまった方が手っ取り早く、効率的だと考えます。

好きな食べ物を食べると、人はとっても幸せな気持ちになりますよね。好きな食べ物って、それだけの力を持っているんです。

精神力が枯渇している時は、好きな食べ物を食べる。これはとても大切。原因が明確になって、傍から見て大したことじゃないことに気づいて、好きな食べ物を食べて精神力も回復しました。

お風呂に入って寝る(体の準備)

次に行うべきは体力の回復です。出来れば温泉に入るといいのですが、いつでも温泉にいけるひとも少ないかと思いますので、家のお風呂に入りましょう。

お風呂の効果もすさまじく、今抱えている疲れをドッと出してくれます。「こんなに疲れていたのか…。」と思う方もいるかもしれません。

風呂は長く入りすぎると逆効果になる恐れもありますので、限界まで入るのではなく、そこそこで上がりましょう。

風呂に入ると手持ち無沙汰になるため考え事が進みますが、この時もまだ、解決方法は考えなくて大丈夫です。

風呂に入ったら速攻でお布団にバタンしてしまいましょう。心を癒し、体を癒し、睡眠で脳を癒してしまいます。

全てのパラメーターがここで最大値になります。

具体的な対策を立てて感情をコントロールする

睡眠から目覚めたら、まだ浮かない気持ちはあるかもしれませんが、体力的にはかなり回復したはずです。

ここから具体的な対策を立ててみましょう。

解決しなければいけないことは二つあります。今回嫌だと感じていることの表面的な対策と、本質的な対策です。

問題というのは、例えば職場に嫌な同僚がいるという時、職場の嫌な同僚に嫌がらせをされない為の対策と、そもそも何でそれを嫌に感じるのか、という二点に目を向けるべきと考えています。

このどちらかだけ対策をとったとしても、どうしてもまた繰り返されます。何故なら、世の中に似たような人はいっぱいいるから。

そもそもを解決するのには長い時間がかかります。長く闘っていかなければいけない課題です。ですので、そもそもだけを解決するのもまた得策ではありません。

考えるにあたって原因は明確になっているのなら、もしこうだったら?を考えてみます。それは難しい、ということも一旦ここでは可能性に含めます。

今自分の頭が固くなっているだけで、本当はそう出来るかもしれないからです。ここはとにかく考え尽くすしかありません。

紙を用意し、紙の上に問題を書きます。そして、これを解決する可能性のある事を、「もう絶対出ない!」と思うまで書き尽くします。どんなしょうもないことも全て書きます。

すると、中に一つ、こうすれば解決出来るかもしれないというアイデアが浮かんでくることがほとんど。これは試しにやってみて欲しいと思います。書き尽くすことが大切です。

また、そもそもの問題に目を向ける時、「恐れと愛」について考えるのも良いと思います。人間の感情は大きく分けて恐れと愛の二種類なのだと考えています。

恐れから派生していくのが、嫉妬、不安、怒りなど。これらは実は恐れが原因なのです。もし何にも恐れることがなければ、このような気持ちは出てきません。

あなたがゲームマスターで、この世界はただのゲームで、あなたが全てを左右出来てしまう場合、誰かからの負の感情など受けないのです。ゲームキャラに心底イラだって仕事が手につかなくなることが無いのと同じですね。

もう一つは愛です。愛なんて言うと恥ずかしい感じもしますが、愛から派生して、楽しい、嬉しい、友情、恋愛などの喜びを感じます。

今回は感情のコントロールに焦点を当てていますので、恐れの話しとなります。アナタは今、恐れている。それを直視してみましょう。

恐れていることを自分で自覚する。それがそもそも勇気のいることです。恐れている自分すら恐れているからですね。

まずは恐れていることを受け入れる。「〇〇から馬鹿にされる」事にイラだっているとき、誰かに嫌われている事を恐れていたり、言いふらされて評価が下がってしまうことを恐れていたりするんです。

次に、その恐れがどうでもいいことという事に目を向けてみましょう。人生で誰かに嫌われるということは多々あるものです。むしろ、常に一定量嫌われていると言って間違いありません。

ですので、誰かに嫌われるかもっていう種類の恐れは、とてつもなくどうでもいいことなのです。だってそれは絶対に一定量存在するのですから。

そういった、気にするだけ無駄なことに本当に気づく段階がここです。本当の本当に無駄だったんだ!!と気づきましょう。(笑)

金銭的不安からの恐れは、生活に困窮するかもしれないという恐れですよね。しかし、それも恐れることはありません。何故なら、日本人が餓死まで行ってしまうことは稀だからです。

どうしようもない状況に陥ったなら生活保護が出ます。月10万円で生きる方法をちゃんと行ったとしたら、生活保護のお金はあまるほどです。

また逆に、恐れを抱いている状況が金銭的ダメージを増長させることも知っておく必要があります。ストレスはお金を使わせる質の悪い感情ですので、恐れる程に悪化していってしまうのです。

最悪の最悪は国の援助があります。そんなに恐れることなんて、今の私たちにはないのです。

今の私たちが恐れなきゃいけないのは、唯一、ほんわかしすぎて世界から置いていかれてしまうことですね。(笑)世界は急速に進んでいっています。

人に相談して感情をコントロールする

人に相談するのも良い手です。ですが、人に相談する時は相手が正解という訳ではないことを知っておかなければいけません。

ですので、相手が「こうしたらいいんじゃない?」と言ってきたことに対して、「でも…」と言わなくてもいいのです。

なるほど一理あるなぁと考え、その考え方をストックしておけばOK。相談したからといってその場で解決する必要はありません。自分になかった選択肢を増やしてもらえたらラッキー程度です。

ネットで調べても感情をコントロールできない

現代はネット社会なので、とにかく何かあればスマートフォンで検索しますよね。でも、ネット上の情報は大混雑。あまり良い解決方法なんて出てこないかもしれません。

また、問題の原因や、そもそものところは人それぞれ。もし全く同じ原因だとしても、解決方法もまた人それぞれです。

最終的には自分の頭で考えること。答えはいつだって自分で出して、自分で決めていくことが大切です。

その上で、情報収集として相談してみたり、ネットで調べてみるのはとてもいいこと。様々な角度から物事を考えられるようになったら強いですよね。

感情をコントロールするには片付けも大切

これはちょっと遠回りになってしまうかもしれませんが、部屋を片付けてみることで人生が少し変わることもあるようです。有名なのはこんまり先生ですね。

部屋の状態というのはその人を表しているというのは真実だと感じます。部屋がごちゃごちゃな場合、人生も実はごちゃごちゃしていることが多いのです。

こちらの記事では整理整頓について書いていますので、部屋がごちゃごちゃだなと感じたら見てみて下さい。

人生の方向が定まっていない場合に感情が不安定になる

人生の方向が定まっていない場合もフラフラしやすくなると感じます。この方向に進んでいくんだ!と思えていれば、余計なことに左右されずに済みますよね。

人生の方向を定めるには時間を要します。何を自分は行っていくのか、人生をどう使っていくのかは誰もが真剣に向き合わなければいけない大切な課題です。

もし何かやりたいことがあるのなら、それに出来るだけ力を集中させていきましょう。出来れば一つに絞りたいところです。

やることが多すぎると感情がコントロールできない

やることが多すぎて頭の中がごちゃごちゃになっていると、感情のコントロールが効きにくくなります。脳のメモリがどうでもいいことに沢山使われてしまうのですね。

そういう時はタスクを増やさないことが大切です。タスクリストをつける人でよくあるのが、タスクが一向に減らないことですよね。

タスクというのは放っておくとどんどんどんどん増殖するのです。なのに、タスクリストをつける人はタスクをどんどん増やそうとしてしまいます。ポジティブな努力家がタスクリストを好むのかもしれません。

しかし、ごちゃごちゃになってしまった場合は一旦リセットをかけないと取り返しがつきません。

こちらの記事ではタスクリストがごちゃごちゃになった場合の対処法について書いていますので、見てみて下さい。

まとめ:感情のコントロールができない時は

感情がコントロール出来なくなった時は、まずは癒してしまいましょう。話はそこからです。

どんな解決方法があっても、力がなければ使えません。困った時はまず回復です。

その為には、美味しい食事とお風呂と睡眠。これらは最強の回復方法です。

その上で問題解決に向かいましょう。何かしらの方法はあるはずですし、方法がダメだったとしてもまた新しい作戦で問題に立ち向かっていきましょう!

では次の記事へ!