「SINGLE TASK 一点集中術」3分で名著を要約!感想・書評をレビュー!

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「SINGLE TASK 一点集中術」本の概要

 

本書は現代病である「マルチタスク」を否定し、いかに「シングルタスク」で生きることが大切なのかを分かりやすく解説してくれる本です。大まかな対象読者は下記になります。

 

  • 複数のタスクを同時進行しているけど成果を感じられない
  • いつも疲れ果てている
  • 誰かと話しているときも常にスマホを気にしてしまっている

 

そして、この本を読んで得られるメリット・ベネフィット(恩恵)は下記です。

 

  • マルチタスクをやめ、シンプルに生きられるようになる
  • 今、最も大切なことを選べるようになる
  • ストレスが減り、人間関係も改善される

 

今回はこの本を読んで印象に残ったポイントを引用しつつ要約・感想を書いていきます。

 

著者「デボラ・ザック」とは?

デボラ・ザックの写真

 

デボラ・ザック(Devora Zack)
コーネル大学ジョンソンスクール(経営大学院)の客員教員を15年以上にわたり務め、マネジメントスキルやネットワーキングについて講義を行う。アメリカ教育省、コーネル大学、メンサ、スミソニアン協会、ロンドン・ビジネススクール、デロイト、オーストラリア・インスティテュート・オブ・マネジメントなど100を超える企業、団体にリーダーシップ、チームマネジメント等の指導を行う。オンリー・コネクト・コンサルティング社CEO。著書に『自分のタイプを理解すればマネジメントは成功する』(SBクリエイティブ)、『人脈作りが嫌いな人のための人脈術』(未邦訳)などがある。

引用:Amazon

 

デボラ・ザックさんのTwitter

 

動画で知りたい方はコチラ

【6分で解説】「Single task 一点集中術」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】

この記事を書いた人

登録約3万人YouTube「ひきチャレ!」と当ブログを運営する「ノブ(杉野 貴信)」と申します。読書が趣味で、多い時は月に何十冊と読むこともあります。本から得た知識で成長し、本から得た知識で生き、お陰で念願だったひきこもり生活を叶えました。

この記事が少しでも、アナタの人生を変えるキッカケになれば幸いです(*ˊᵕˋ*)

「SINGLE TASK 一点集中術」の書評・感想

 

まず先に、読んでみたボクの感想です。ポイントは2つ。

 

  • マルチタスクをやめようと即座に決意
  • 「今ここ」を最大限味わうことを忘れていた

 

本書は特に、内容の多い本ではありません。とにもかくにも、マルチタスクをやめよう、シングルタスクに切り替えようという主張を、これでもかってぐらいに伝えてくる本です。

 

それはもはや「もう分かったw分かったよw」と思うぐらいで、色んな事例、パターンを通して「やっぱりシングルタスクが最高でしょう?」と主張してきます。

 

著者がいかにシングルタスクを大切にしているかが伝わりましたし、マルチタスクのデメリットもよく分かりました。

 

大学の研究データなども引用しつつ、身近な例もあげつつなので、かなり分かりやすいかと思います。

 

既にシングルタスクを行えている人は読まなくてもいいかもしれませんが、食事しながらスマホを触り、ゲームしながら読書をして、映画を見ながらチャットをしているような、マルチタスクどっぷりの方にはぜひ一度読んでみて欲しいなと思います。

 

「SINGLE TASK 一点集中術」要約

 

ポイントとなる点が下記です。

◎最もタスクを変えない人が、最も能率が高い
◎「同時進行」をやめるだけで成果が上がる
◎120分間「鋭い集中力」を維持できる
◎脳がエネルギーを出せる環境をつくる
◎全行動を「1つずつ」にする
◎「午前中」になにを終わらせるべきか?
◎1日2回「空白タイム」をつくる
◎タスクをまとめて「集中的」に処理する
◎「タイムシフト」という合理的な時間管理法
◎「時間の節約」は意味がない
◎シングルタスクをいつまでも「継続」する

 

本書から気になった点を引用して要約とします。

・一点集中を貫けば、濃密で強固な対人関係をはぐくみながら、一層成果を上げられるようになるはずだ。

・マルチタスカーはシングルタスカーより、外部から邪魔が入ると影響を受けやすい

・これまでマルチタスクが役に立ったことなどあっただろうか?」というささやかな疑問を自分に投げかけてみよう。

・シングルタスクの原則とは、一度に一つの作業に集中して、生産性を上げること。

・マルチタスクなどというものは、そもそも存在しない。タスクからタスクにスイッチしているだけだ。脳は一度に2つ以上のことに集中出来ない。

・意識的な努力を必要としない活動は、メインの作業と同時に行うことができる。これはマルチタスクにあたらない。

・「いつだって選択肢は2つだ。1つのことをうまくやるか、2つのことをヘタにやるかだ。」

・複雑な作業を同時に行おうとすると、前頭前野の取り合いが生じるのだ。

・人は目の前にあるタスクより、新たなタスクの方に注意を向けたくなってしまうのだ。

・この時刻まではこの作業に専念する。と決めた時刻がくるまで集中すればいい。

・競い合うように押し寄せる多数の刺激に身を晒していると、脳が縮む。

・短い時間でも全力で取り組む

・たった5分でもよそ見をせず、話に集中してくれる方が、長時間、他の作業をしながら話を聞かれるよりもよほど良いのだ。

・「いまここ」にいる、目の前の相手を優先しよう。

・「ぼくらは四六時中、何の役にも立たない情報の砲撃を受けている。

・食事の間は食べることに意識を集中させれば満足度が上がる。

・より大切なことをを選べば、結局は「満ち足りた気分になる」ことがわかるようになるはずだ。

・「今を生きろ」という格言があるが、それは「生涯を通じてシングルタスクを続けなさい」という意味である。

・「幸福になるカギは、今という瞬間にどっぷりと浸ることにある」

 

これらが、ボクの感じた本書のポイントとなる一文たちです。

 

言ってること、伝えてることは常に一つ。「シングルタスクにしよう」ということ!

 

食事をする際は食事に集中して楽しみ、作業する際はその作業に没頭する。

もし終わりそうになり仕事だったとしても、時間を決め、その時間がくるまで集中して行う。

 

途中で邪魔が入ってきても「これが終わるまで待って欲しい。その後しっかり対応させて頂く」というスタイルで、常に「一つ」を意識して行うのがポイントとなる本です。

 

「SINGLE TASK 一点集中術」みんなの感想・評判・口コミ

 

ボクだけの話では偏りがあるので、他の方々の感想・口コミも見てみましょう(*ˊᵕˋ*)

  • この本を読んだあとは、マルチタスクにしないといけないという思い込みが消えた
  • 目移りしやすい人に迷わずオススメできる
  • 成果が期待できる時間術です。
  • 自分の仕事の進め方の多くが、マルチタスク型であることに気が付き愕然としました。
  • とても効率が上がりました!
  • 名著ではないが大きく損をすることも無いと思う

以上のような口コミとなっていました!

 

マルチタスクで疲れていた、この本を読んでシングルタスクを実践したらラクになったし成果が上がったというコメントが多数ありました。

 

また、名著ではないけど損をすることも無いというコメントにはボクも同意見です。

 

この本はとにかくシングルタスクで生きることをオススメしまくっている本ですので、深い学びを得るという感覚ではありません。

しかし、確かに日々を変えてくれる本ではあります。ボクには強い影響がありました。オススメできる一冊です。

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「SINGLE TASK 一点集中術」のまとめ

 

見て下さりありがとうございました!

この記事ではザッと要約して紹介しましたが、本書ではもっと深く、色んな例を紹介しながら、いかにシングルタスクで生きることが大切かを解説してくれています。

もっと深く知りたい、興味が湧いた方はぜひ購入して読んでみて下さい。

 

それではまた明日♪

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