「チーズはどこへ消えた?」3分で名著を要約!感想・書評をレビュー!

チーズはどこへ消えた?サムネ

「チーズはどこへ消えた?」本の概要

本書は1組のネズミと1組の人間のペアを登場人物に、「動くことの大切さ」「次へ進む大切さ」を楽しいストーリーで解説してくれる本です。大まかな対象読者は下記になります!

  • 現状に停滞感を感じる
  • 新しいことをやれていない
  • このままではいけないと思いつつ動けていない

今回はこの本を読んで印象に残ったポイントを引用しつつ要約・感想を書いていきます。

著者「スペンサー・ジョンソン」とは?

多くの企業やシンクタンクに参加し、ハーバード・ビジネス・スクールの名誉会員に列せられている、アメリカ・ビジネス界のカリスマ的存在。経営学の古典的名著でありロングセラーの『1分間マネジャー』(共著、ダイヤモンド社刊)をはじめ、『1分間意思決定』(ダイヤモンド社刊)、『プレゼント』(扶桑社刊)など多数の著書を発表している。心理学者であり、心臓のペースメーカーの開発にたずさわった医学博士でもある。著書のなかでも、寓話に託して、変化にいかに対応するべきかを語った『チーズはどこへ消えた?』(扶桑社刊)は、日本でも400万部を超える爆発的なヒットとなった。

引用:スペンサー・ジョンソン

動画で知りたい方はコチラ

【漫画】「チーズはどこへ消えた?」を漫画で解説してみた【マンガ動画】

関連する書評記事はコチラ

習慣化の書籍は「エッセンシャル思考」が神という話【要約・感想書評レビュー】

内容要約・感想「STARTUP アイデアから利益を生みだす組織マネジメント」書評レビュー

この記事を書いた人

登録約3万人YouTube「ひきチャレ!」と当ブログを運営する「ノブ(杉野 貴信)」と申します。読書が趣味で、多い時は月に何十冊と読むこともあります。本から得た知識で成長し、本から得た知識で生き、お陰で念願だったひきこもり生活を叶えました。

この記事が少しでも、アナタの人生を変えるキッカケになれば幸いです(*ˊᵕˋ*)

「チーズはどこへ消えた?」の書評・感想

まず先に、読んでみた感想です。

  • 親しみのあるキャラを使って可愛らしく書かれているが、非常に深い本
  • 教えはシンプルだけど、人生に必須な根本的な話を教えてくれる
  • 長くない本なので読みやすいのも大きなポイント
  • 行動への恐れが無くなり、行動しないことがどれだけのデメリットを生むかを理解できる

本書はかなり短い本です。全部で96ページしかなく、また話のノリ、内容もライトなので、サクっと読んでしまえることがメリットとなります。

しかし、その内容はとても濃く、この本で人生を変えた人はおそらく沢山いるはず。ボクもその一人です。

ボクは新しいことや興味があること、ちょっと恐怖するようなこともどんどんやれる奴だと友人知人によく言われます。それはきっとこの本からの影響もあります。

また、ボクは父の考えからの影響も大きいのですが、父の書棚にこの本があったことも覚えています。そういう意味で、ボクはこの本に間接的に、昔から触れていたのかもしれません。

動かないことがどれだけデメリットな行動なのかが腑に落ちる、とても良い本です。

下記に要約的内容を載せますが、興味が湧いた方はぜひ購入して読んでみて下さい。価格も1000円を切る本ですので気軽に購入できます。

「チーズはどこへ消えた?」要約

本書の登場人物は、人間とネズミです。人間のペアとネズミのペアで、合計4つの生き物。

この2つのペアが迷路の中にいて、チーズを主食に暮らしています。

いつも通りチーズを食べて暮らしていた所、少しずつチーズが減ってきていることに気が付きました。

このチーズは比喩でして、私たちで言えば仕事やお金、その他望むものを表しています。

チーズが減ってきたところで、ネズミたちはすぐに行動に出ます。迷路を進んで、新しいチーズを探しにいったのです。

チーズは永遠にソコにある訳じゃない、いつか無くなる。無くなってきたと気づいた時にはすぐに次の行動に出るべきだ、という教えがココに込められています。

しかし、人間ペアは動きません。長い間同じ場所のチーズを食べていたせいで感覚がマヒしてしまっているのです。

「まだチーズはある」

「もしかしてチーズがまた復活するかもしれない」

「迷路を進んでも新しいチーズはないかもしれないからココにとどまろう」

第三者目線で見れば危険に思える話ですが、コレは現実世界でよくあることです。右肩下がりの状況にいるのに、そこにしがみついている…そんな比喩となっています。

流石にいけないと感じてきたペアの一人は、靴を履いて迷路を進みます。相棒はまだ既存のチーズにしがみついて行動を始めませんので、仕方なく一人で行きました。

そして、また新しいチーズの山を見つけたのです。そこには先に探しに出たネズミたちもいました。

新しいチーズがあると知らない相方はまだ前のチーズの山にいるかもしれません。でも時間の問題で、いつか枯渇してしまうでしょう。

新しいチーズを見つけた方の人間は学びました。チーズはいつか無くなるし、いつでも次のチーズを探しに出かける用意をしておかなくちゃいけない。

そこで、いつでも探しにいけるように、ずっとソコにチーズはあり続けると考えず、靴を準備し、今あるチーズを食べて楽しみながらも、次のチーズの山を見つけにいく活動もちゃんと行うようになるのでした。

「チーズはどこへ消えた?」みんなの感想・評判・口コミ

ボクだけの話では偏りがあるので、他の方々の感想・口コミも見てみましょう(*ˊᵕˋ*)

  • 子供と一緒に読みたい
  • 実は単純な方が幸せなんだよ、という真理について考えさせられました。
  • たくさん本を読んでる方は面白くないと思います。
  • ベストセラーですが、出会うタイミング次第だと思いました。
  • 現実に突き当たって、逃げずに対応したい方。2回以上、読むことをお勧めしたい。
  • この本より一番大事なことをシンプル、ストレートに啓発してくれる本は他にない。
  • 当たり前に繰り返されるように感じられていても、変化していくものなんだとマインドが変わりました。

以上のような口コミとなっていました!

読みやすくてとても良い本、行動につながる本といった感想がほとんどなのですが、一部、もっとしっかりした本が読みたい方にとっては足りないように感じた様子です。

確かに長い本ではない上に、シンプルな教えと伝えるほんですので、重厚な本を読みたい方には向いてない気がします。

シンプルに分かりやすい学びが欲しい方におすすめですね。

まとめ:チーズはどこへ消えた?

見て下さりありがとうございました!

この記事ではザッと要約して紹介しましたが、本書ではもっと楽しく学びを紹介してくれています。

もっと深く知りたい、興味が湧いた方はぜひ購入して読んでみて下さい。

それではまた明日♪

当ブログのおすすめ本まとめ!⇒【2021】おすすめ本・書籍まとめ!【ビジネス&自己啓発中心】