「あああああ!」
2021年5月22日、土曜日。
親の農場に農業のお勉強をしに行き、帰ってきてお昼ご飯を作っている最中に、ボクは気づいてしまった。
「節約って、仕事だったんだ!そうだよ!そうなんだよ!」
節約が人生を変えるという思考から始まった
ずっと前から節約を重んじてきたボク。
節約が人生を変える第一歩だとずっと考えてきた。
それは、”お金の節約=時間の節約”となるからだ。(大半は)
現代日本人は忙しすぎて、ストレスいっぱいな上に、時間がないからその他の活動をすることができない。
だからまず時間を作ることが大切であり、時間を作る為には、今時間を費やしている大部分を占める「仕事」を減らす方が早い。
月に20万稼がなきゃいけない人が、月に10万円で生活できる人間になれば、必要労働時間も半分にできるのだ。
その余った時間で、本当にやりたかった仕事に繋がる勉強をしたり、ブログやYoutubeをやってみたり…色んなコトをやれるようになる。
こういう流れで人生を変えるのが良いと思っているので、
「人生を変えるには、節約から!」
という思考で生きてきた。
節約は実は仕事の1つだった
全てがそうとは言わない。でも多くの場合、節約は仕事なのだ。
例えば自炊で節約について考えてみよう。
料理人に作ってもらったら1000円、自分で作ったら200円で食べられる料理があるとする。
この場合、800円が浮いている訳だが、自分で作る時間、労力を使っている。
もし1時間かけて作っていたとしたら、
「時給800円で働いた」
ようにも考えられるのだ。
DIYも同じだ。
家具が高いから自分で作ったとしたら、その差額分、働いたようにも考えられる。
クオリティの違いも出てくるから色々アレなのだが、まぁザックリ言ってそういう話なのだ。
また、シンプルな服で過ごす節約についてもこんな風に考えられる。
ボクはモノトーンの無地Tとかばかり着ていて、価格もすごく安い。
その代わりに、きらびやかな装いではないし、
「今日のボク、オシャレでカッコいいな~!」
という喜びは得にくいと思う。
もしオシャレをしだしたら、今よりも間違いなくお金が出ていく。
オシャレでカッコいいという気分を味わうのに、誰かが作った服というモノに、お金を使う。
無地Tを着て過ごすことは、そのキラキラした喜びを得ない分…ちょっとした我慢が節約になっている訳だ。
つまり、この節約できたお金っていうのは、時給換算は難しいけど、「我慢をお金に換えている」とも考えられる。
「これは我慢する、欲張らないお仕事なのだ」
そんな風にも思える訳だ。
さらに、メルカリで本を買うという節約についても考えてみよう。
ボクは本屋が好きだけれど、メルカリでかなり安く売られていた時はメルカリから買うことがよくある。
その時、新品で買うなら1500円、メルカリで買ったら500円だったとしたら、1000円の差額がある。
この1000円の差額は、本が中古状態であることに加えて、
- メルカリで探す手間代
- その本が家に来るまで待つ我慢代
を含んでいる訳だ。
実際には1000円を手に入れた訳じゃない。1000円払わずに済んだだけ。
だから、仕事をした感じがしない。仕事は「得る」感覚が強いからだ。
ただ、本質的には同じようなもので、
「この仕事を1000円でおこなった」
と考えられるよね、という話なのだ。
仕事は仕事でも、節約は楽しい&スキルが身につく仕事なのだ
節約は手間がかかったり、少し我慢が必要だったりする。
しかし、それでも行う価値がありまくるとボクは考える。
なぜなら、節約は楽しい&スキルが身につく仕事だからだ。
先の例えで。1000円の料理と200円の自炊料理があった。
もし料理店で1000円を出せば、確かに手間なく美味しいものが出てくる。
しかし、これでは、
- 料理を作る楽しみ
- 料理を作るスキル
が得られないのだ。
完全に受け身というか、消費しかない、ということだ。
しかし、自炊をすれば、料理を作る楽しみを味わえる。
時給800円の楽しい仕事をした、とも言える訳だ。
また、料理のスキルも身についてくる。
だから、「時給800円の楽しくてスキルも身につく仕事をした」
というスゴい話になってくると思うのだ。
「いやボク料理好きじゃないし…」
と思う方もいるかもしれない。ボクも実は料理は別に好きじゃない。
だけれど、つまんない仕事をするよりは圧倒的に好きだ。
つまんない仕事を800円分行って、その800円を払って誰かに料理を作ってもらうか?
逆に、つまんない仕事はせず、自分で自分の好きな料理を作って食べるか?
どっちにする?
という話だ。
次に、服装の場合を考えてみる。
6000円のTシャツと、ボクがいつも着ている1200円の無地Tシャツを比較すると、差額は4800円だ。
6000円のTシャツを着るには、4800円分、多く仕事をする必要がある。
4800円も多く払ってそのTシャツを着る価値は無い、とは思わない。
やはりカッコイイものは気分を高めて幸せにしてくれるチカラがあると思う。
が、つまんない仕事を4800円分多く行ってそのTシャツを着るか。
はたまた、つまんない仕事はせずに、無地Tでも普通に生きられるように、無地なのにオシャレに見せたりこだわりを感じさせる工夫をしたり、体型を維持したりするという「仕事」をするか。
どっちにする?
ということだ。
節約は楽しい自営業仕事の1つなんだと思う
人それぞれの考え方が、感覚が、生き様があるから、これはあくまでもボクの考え。
だけど、確信してる。
節約は楽しい自営業仕事の1つなのだ。
月20万稼がなきゃ生きていけなかった人が、節約して月10万円で生きていけるようになる。
その場合、節約という仕事を月10万円分行っているのだ。
そしてソレは、手間をかけ、時間をかけ、工夫したり、少しの我慢があったり…
そっくりそのまま10万円儲かっていないというか、ちゃんと何かしらのトレードオフがあって、10万円が浮いていると思うのだ。
「じゃあどっちも同じじゃん!?」
ということには、ボクの中ではならない。
合わない仕事で月10万プラスするよりも、自分でアレコレ考えて工夫して楽しんで10万円を作る方がよほど楽しいからだ。
とある方がこう言った。
「お金を貯めたいなら、ものぐさコストを減らしましょう」
ものぐさとは「物事をするのを面倒くさがること」のことである。
面倒で、誰かにやってもらいたい。だから、誰かにやってもらう分のお金を使う。
それを自分でやったなら、お金が残る。
めんどくさいという思いが、お金が散っていく原因の一つとなる訳だ。
「誰かにやってもらって浮いた時間で、より仕事をする!」
これは大いにアリなのだけど、注意が必要だと思っている。
お金を使って何でも解決する習慣をつけまくっていると、お金が入ってきてもお金が大量に出ていく流れが常態化する。
工夫の方が尊い、と思うのだ。
すごいいっぱい書いてしまいました。
それだけ、今回の気づきは、
「おおお!」
と思ったのでした。
ではまた明日(*ˊᵕˋ*)♪