茂木健一郎さんがおもしろい話をしていまして、考え方が改善されましたので紹介します。
その動画がコチラです↓
ザックリ内容を話しますと、2点。
①具体的なコトをやろう
②具体的になったらやろう
1.具体的なコトをやろう
茂木さんが例えに出したのが、大学です。
例えば大学に通って学ぶコトは具体的です。具体的に学ぶコトがそこにあり、具体的な行動内容が明確なんですね。
だから「大学に通いたい」という願望は具体的だという訳です。
それに対して「起業したい」は抽象的だと話します。
具体的に何をやるのか?何がどうなるのか非常に不透明な状態なんですね。具体的な何かがある訳ではなく、抽象的な考えだけがソコにある。
そして、どちらの方が高い確率で良い結果を生むかというと、具体的なコトだ、という話になります。
ただし、起業をした方が良いケースがある、と話が続きます。
2.具体的になったらやろう
大学生の内に起業して大成功に憧れる学生が沢山いて、よく相談を受けるそうです。
「起業したいと思って…」
その時に、例えば下記のコトを聞いてなんて返答が来るでしょうか?
- どんな内容で起業したいのか
- 今どこまで動いたのか
- どんな計画なのか
コレを聞いて「まだ全然なにも決まってないし、動いてない」としたら、何も具体的になってないので、大学にまだいた方がいいと茂木さんは考えます。
しかし、起業内容も決まってて、というか既に動いていて、もういい形が出来てきている。
人もこれから必要で、時間を割いていかなきゃいけない。これからどんな風に大きくしていくか、具体的になっている。
このように具体的な状況になってる場合は起業した方が良いよね、という話になる訳です。
未来なんて予測できませんが、こういう道のりでいくぞ!というイメージが無いと、そりゃもう迷子になりますよね(*ˊᵕˋ*)w
で、具体的になったらやる訳ですが、具体的にする為にやる、という場合もありますよね。
やらないと分からないコトって沢山ある訳です。
そういう時は、今の状況を変えないまま、ちょっとだけやってみればOKとなります。
よく引き合いに出されますが、Facebookを作ったマークザッカーバーグは、大学生の時にFacebookの元になるサイトを作りました。
そのサイトが大きくなってきたタイミングで彼は色々動いた訳です。大学生という今の状況のままやって、形になったタイミングでガッと行動を変えてるんですね。
例えばハンドメイド作家になりたいって人がいたら、会社員をしながら土日だけ少しハンドメイド屋さんをやる方法を考えると良いのかもしれません。
ネットで売るのか、どこかの場所を借りるのかは分かりませんが、とにかく具体的な行動を今の状況のまま少しやってみる。
そうこうしている内に規模を大きくしたらイケそうな状況になってきた、注文がさばききれない、場所が必要だ人が必要だ時間が必要だっていう具体的な状況になって、決断をしましょうという話。
良い話だったなぁと思います。
具体は抽象に優る。コレは今後使っていけそうな考えでした。
ではまた明日♪