タイトル通りですが、ライブ映像編集についてのメモをここに書いておきます。
Evernoteに書こうと思いましたが、映像編集は今、気になる人が増えているジャンルなので、もしかしたら誰かの役に立つかもしれないと思った為です。
とはいえ私的な思いで書きますので、ザックリ書きます。
①音の調整
グラフィックイコライザーで各パート毎に音を分離させて、大体聞こえが良いように並べる。映像をどこからどこまで使うかもここで決定。映像はまだいじらない。ライブ映像はノイズ除去は特にしなくてOK。ハードリミッターだけはかけてコンプ的に少し調整しておく。
→バンド側に送り、「今回使用する範囲はこれでOKか」を聞く。OKなら映像編集にうつる。音を何トラックも重ねるとメモリ食うので、まとめた音を書き出しして、書き出した音を映像編集中は使っていく。音に変更が必要なシーンが出る可能性があるので、映像編集と音編集はファイルを分けておく。
②映像の下処理
今回の失敗は下処理をもう少しやるべきだったということ。
まずは色味と明るさの調整。ここではカラーグレーディングをするというより、カラーコレクションをする感じ。あとは複数ある映像同士の色味や明るさを合わせる。プレミアで比較表示とかしながら合わせると良い。
大切なのは、固定映像を手ブレさせるエフェクトをここでかけておくこと。アレがまぁまぁ重たいので、先にかけておいて、映像として書き出してしまい、書き出したものをいじってく方が絶対に楽。使うのはノーマルのスムーズのやつでOK。
あとは1トラック毎に書き出して、次の細かい編集に進む。この段階ではまだカットもズームもアニメーションも何もしない。下処理して書き出しただけ。また、次のやつともファイルを分けておいて、あとでイジれるようにする。
③映像のカット
実際に使うシーンをカットしながら決めていく。テキストは入れないけど、テキストをどう入れるかもイメージしながら、カットしていく。
カットだけじゃなく、「こう魅せたいな」と思ったら、ズームやキーフレームでのアニメーションも同時にやってしまう。案外、やってしまった方が楽。
カットは、細かくすることで飽きさせない感じになるけど、情報が乱雑にもなる。緊張と緩和を繰り返すイメージで、見せるところはじっくり、そうでもないところは激しく入れ替えると良い感じがした。
④仮のテキスト入れ(仮説)
テキストをいきなりガッツリ入れるのではなく(どうせあとでフォントに悩んだり微調整したりを繰り返すから)、「テキストテキスト」とかの意味の無いテキストを、仮の感じで表示しておく。細かくバーを分ける必要は無くて、ビョーンと伸ばしておけばいい。ディゾルブとかもかけなくていい。とりあえず置いとく的な。
⑤映像にエフェクトをかけていく
グリッチだったりノイズだったり、トランジションだったりをかけていく。のちにテキストにもかけるかもだけど、まずは映像を仕上げにいく。映像だけでもカッコ良ければ、テキストを入れた時に映える。映像がアレなのをテキストでカバーするのは案外大変。
スローモーションにしたりディゾルブとかかけて、良い雰囲気が出るように頑張る(頑張れ)。
色味も良し、映像も良しなら、ここでまた映像書き出し&ファイル分けをする。エフェクトなどが重いので。今回はひとまとめに書き出すから楽チン。
⑥テキストを入れる
まだテキストは「ただ入れてるだけ」のスキルしかないけど、本当はもっと色々出来るはず。
グリッチでアレしたり、入れるタイミングをアレしたり、あえて小さくしたりなどなど。ここはまだ経験値不足。頑張れ。
あと、フォント決めは打ち込んでく前に頑張っておけ。あとで変えるのダルい。明朝がオシャレで今のところ好き。貂明朝っていうアドビの新しいフォントがきゃわいいので気に入った。ここらへんはバンドによる。
テキストのサイズで「主張量」が変わる。大きくすれば分かりやすいけどなんか浅くなる。小さくすれば意味深で深い感じが出る。このサイズ感もかなり重要。かつ、最初にある程度決めたいところ。
⑦LUTをあてたりなんだりかんだり微調整
テキストを入れたら大体そんなものになってるはず。まだ雰囲気足らないなぁと思ったら、モノクロにしたりセピアにしたり、なんか面白いLUTをあてたりなんだりかんだりで調整。ここはソレによる部分になるんじゃないかと思う。
ここが終われば書き出し。完了!お疲れ様でした!あとどこかのシーン切り取ってサムネ作ればOK!