先輩方から音源が来て、ドラムを入れようということになった時、「自分でリズムパターンを作ることへの恐怖」を感じまくっていた。
先輩方からどう思われるかの不安と相まって、こえええええええってなっていた。
とりあえず音源を流してドラムを叩いてみたら、一応は合わせられたのだけど、次第に湧き上がってくるのが「もっと難しいことをしなきゃ、もっと何か入れなきゃ」という考え。
シンプルはサボりとでも考えてるのか分からないけど、とにかく小難しいことをしなければいけないような気がしてたのだ。
しかし、どうにもリズムの軸が定まらなくて、色々叩いていくウチに、「ドンパンだけにしてみよう」と思い至った。
ドン!パン!ドン!パン!
という、シンプルの極みなリズムパターンで合わせてみたのだ。
合わない訳がないリズム。
ここから必要そうなものを付けたそうと思って、ハイハットオープンを少し入れたり、ハネたリズムだったので3連裏にバスをちょっと追加したり、裏に弱スネアを混ぜたり。
そうこうしているウチに、「こんなもんだと思う!」っていうリズムが作れていた。
何が言いたいかと言うと、
リズムを今から作りましょうって時は、まずは「ドン!パン!」から始めたらイイんじゃないかと思った、という話だ。
ドンパンだけじゃ足りなくて自然に足していくことになるとは思うけど、時にはドンパンで終了することもあるはずだ。
まずはドンパン。
そう思っておけば怖くない。
先輩がなんかいきなり弾き始めても、まずはドンパン。
もちろんいきなりイメージがあればソレをすればいいけど、何も浮かんでなければドンパン。
自然と何か足したくなる、何か足りないと感じるから、ちょびちょび変化させて足していく。
これでイイんじゃないかと思った日だった。
終わり!