手続き記憶:楽器演奏の上達はべき乗効果で起きる

体を動かして覚える記憶を「手続き記憶」という。

楽器の演奏スキルやスポーツで体を自在に動かすスキル、車の運転、楽譜を覚えることなども手続き記憶である。

これらは小脳や大脳の運動野、大脳基底核で行われている。

この記憶は一度覚えると忘れにくい種類の記憶。

どんどん練習を重ねるほど記憶が重なり、強化されて上達していくが、その時の上達速度は「べき乗」とされている。

2.4.8.16.32…1024…といった感じで、練習を重ねるほどグイグイと強化されていく。

 

ちょっと難しいと感じる動き、今はまだ覚えきれてない動きを練習するほど強化が進む。

これを沢山行えば上手くなり、天才の領域に近づいていく。

結局は練習量という話だが、こういう部分があーなってこーなってこういうプロセスで上達するということを知っておくことは、練習する時の「こういうことをやれば絶対上手くなる」という確信を強化するので有益な知識となると思っている。

終わり!