The Great Suspender(グレートサスペンダー)とはGoogle chromeを快適に使用する為の拡張機能です。タブを沢山開いてしまうとパソコンのメモリを消費しますが、そのメモリ消費を抑えてくれます。ただでさえクロームはメモリ消費が大きいので、コレは非常にありがたい拡張機能です。
今回はそんなThe Great Suspenderの使い方、インストールから設定までを解説します。
動画で様子を見たい方はコチラをどうぞ↓
The Great Suspenderとは?
The Great Suspenderとは、Google chromeで開いているタブが一定時間使用されていない場合に、一時的に停止(サスペンド)してメモリを抑えてくれるGoogleの無料アプリケーションです。一時停止したタブはリロードすることでまた使用開始することが出来ます。
The Great Suspenderのインストール
The Great Suspenderのダウンロードページからまずはダウンロードしましょう。ダウンロードページは下のボタンからどうぞ。
ボタンを押すとこのような画面が出てきますので、赤枠の「chromeに追加」ボタンをクリック。
下の画面が出てきた場合は「拡張機能を追加」をクリック。
すると下のような画面が出てきます。これでもうThe Great Suspenderが使用開始された状態です。
次は使い方を見ていきましょう!
The Great Suspenderの使い方
ダウンロードした直後は「一時間使用しなかったタブは停止させる」というセッティングになっています。因みに停止すると以下のような表示が出てきます。ここで「Click to reload」を押すと、またタブを使えるようになるわけです。
この設定を自分好みに変えてみましょう。まずはThe Great Suspenderがダウンロードされた際に作成された右上の「人の顔のようなアイコン」をクリックします。
クリックすると以下のような画面が出てきますので、「Settings」をクリックします。
赤枠のところ「Automatically suspend tabs after」が停止するまでの時間を設定する箇所です。
初期は一時間になっていますが、僕は30分にしておきました。
これを「15 mins」にすると、「15分使われなかったらスリープする」という状態になります。
他のチェックボックスはいじらなくてOKです。
The Great Suspenderのおすすめ使用方法
停止してくれるのが嬉しい拡張機能なんですが、停止して欲しくない画面もありますよね。
今作業中の画面、例えばこのブログを書いてる画面を停止されたら、書いてる途中の文章が一気に消えるかもしれません。
そんな時は、停止して欲しくない画面を開きながら「Never suspend this site」をクリックします。
クリックした後に「Settings」を開くと、先ほど「Never suspend this site」をクリックした時に表示されていた画面が「White list」に追加されます。
ここに追加されたページは停止しなくなりますので、開いておきたいページ、作業をよくするページは設定しておきましょう。
これでメモリの消費を抑えて快適にパソコンを動かすことが出来ます。
最後に
使い始めた当初はホワイトリストに色々入れる作業をすることになりますが、このアプリケーションは相当良さそうですよね。時間も指定出来ますので、心配な方は一時間から始めてみてはいかがでしょうか。
僕のパソコンはメモリを24GB積んでいるのでフリーズすることはほぼありませんが、それでも常時30~40タブは開いていますので、このアプリケーションには相当助けてもらえそうです。
パソコン動作に困っている方は是非試してみて下さい。
追記:The Great Suspenderはマルウェアとして削除された?
ありがたい拡張機能として多くの方が使っていたグレイトサスペンダーですが、「この拡張機能には不正なソフトウェアが含まれています。」と表示されて使えなくなってしまいました。どうやら削除された理由は不明のようです。
世界中で愛されていた拡張機能だっただけに、みんな困った様子ですね。
タブの復帰方法はこちらのブログ様が解説して下さっているのですが、ザックリ説明しますと、
- URLの最後にあるuri=以降のアドレス部分を残して、その他を消すと復元できる
- タブが消えている場合は「設定」→「履歴」で該当記事を検索すると出てくる
とのことです。あまり当てはまる方はいないかもしれませんが、もし当てはまった場合はどうぞ。
代替の拡張機能は?
ほぼ同じ機能を搭載している代替の拡張機能が「The Marvellous Suspender」です。
同じように使えますので、ぜひ使ってみて下さい。
では次の記事へ!