震度8が存在しない理由は「震度7がヤバすぎるから」←コレを解説!

 

節子「なんで震度8存在しないん」

ワイ「節子、それは勘違いや!いつか存在するかもしれんのやで!」

 

え~震度8が存在しないっていうのは日本国民全員が知ってると思うんですけど、

なんで?

って話ですよね。シンプルに。

 

だって震度7以上の地震が起きたら、それ震度8じゃないですか。

身長2mまでしか計測できない身長計があったとしても、2m10㎝の人は2m10㎝なんですよ。

 

だけども、震度は7までしか設定されていない。

その理由を解説しますぞい!

 

気象庁が定める最大震度10段階

気象庁が「気象庁震度階級」っていうのを定めてます。

シンプルに「階級が上に行くほどマジヤバい地震だよ!死に近づいちゃうよ!逃げて!」っていう指標です。

 

で、それが10段階ありまして、それがコチラ↓

震度0(普段がココ!) 震度0.5未満
震度1 震度0.5~1.5
震度2 震度1.5~2.5
震度3(揺れたなって分かる) 震度2.5~3.5
震度4(ワオ!ってなる) 震度3.5~4.5
震度5弱 震度4.5~5
震度5強(ヤベェ!ってなる) 震度5~5.5
震度6弱 震度5.5~6
震度6強(大ピンチ) 震度6~6.5
震度7(超ピンチな揺れ) 震度6.5以上(激ヤバMAX)

 

こんな感じで10段階に分けられてる訳ですが、

いやなんで震度5と6を弱強に分けたんや?格ゲーか?

って思いますよね。ボクも思います。

 

まぁでもそんぐらいの揺れになってくるとかなり揺れるんで、

震度5やこれ!震度6やこれ!ヤバい!

って表現じゃちょっと足らんというか、もうちょっと細かく「.5」を表したかったんでしょうな。

 

で、明確にジャスト震度5が計測震度5ってわけじゃなくて、4.5~5の間が震度5弱な~っていう優柔不断な決まり方してるんで(仕方ない)

「震度5.5(5.5とは言ってない)」みたいなよく分からん話にするより、弱と強で表したほうが正しいよねって話なんでしょう。

納得!

 

震度の弱強が出てきたのは阪神淡路大震災から

ちなみに元々震度の弱強があった訳じゃなくって、弱強が出てきたのは阪神淡路大震災からとされてます。

※1995年1月17日に発生

 

それまではザックリ分けてたんだけど、

5と5.5じゃマジでヤバさ全然違うから!!!!死ぬか死なんか変わるから!!!!(´;ω;`)

ということだったみたいですはい。

※ホントに0.5で被害状況がまったく違ったのだ

 

震度5弱ってのは食器落ちてくるレベルなんですけど、震度5強になると食器棚倒れてくるかもしんないレベル。

食器落ちてくるのと食器棚倒れてくるの、全然レベル違いますよね?死ぬかどうかのライン変わりますよね?

 

で、震度6弱は立ってられないレベルで、震度6強はもうマジ激ヤバMAXで家具全部ぶっ倒れてくる感じの死を覚悟レベル。

震度7に至っては、家具が動くどころか飛ぶレベル

笑っちゃいけないんだけどヤバすぎて少しフフってなりましたすいません。家具が飛ぶんだぜ。死ぬよそりゃ。

 

震度8がない理由は「過去発生したことがないから」

震度7で家具が飛ぶことが分かった訳なんですけど、じゃあ仮に震度8ってのがあったらどうなるんっていう話。

震度8っていうのはもうね、壊滅レベルなんです

 

で、今現在ボクら生きてて壊滅してないじゃないですか。

つまり、そんな壊滅レベルの地震が起きたことない

震度8っていまだ発生したことがないから段階として定められてない

っていうことです。

 

さらに言えば、震度7がもうヤバすぎて崩壊レベルなので、震度7だろうが震度8だろうが9だろうが10だろうが、もう自衛隊だなんだの対応するスタンスは変わらん訳です。

緊急事態すぎてもう震度とか知らんわ!なんとかせねば!って話なんですな。

 

計測震度が7.5以上になれば、それは震度8と言えるかもしれないけど、現実そんな滅亡地震は起きたことがないので、存在しないのでした~ということになります。

 

まぁもし震度8が起きたら、家具が飛ぶっていうか、家具がはばたくでしょうね

まとめ:震度8がいつか出てきてもおかしくはない

という訳で、震度8がない理由でした~。

ボク自身も気になって調べてまとめさせて頂きましたが、めっちゃ面白かったです。

 

ちなみに日本で計測された震度のMAXは、2016年4月16日の熊本地震

その本震が、なんと計測震度6.78(熊本県益城町)が出たそうな。

いや~、家具飛んだでしょうね。