「ブラック・ヴィーナス」というなんとも素敵なタイトルに惹かれて購入した小説。
ホリエモンさんが、帯に「このヒロインは金の本質を分かっている」と書いてあったので、「何か学べることがあるのか?」と思ったのも購入の理由でした。
三日程で読み終えられる程サクサクと進む展開が心地よい小説です。
「どんな小説だったのか?どんな人は楽しめそうか?」を書評として書いておきます。
ブラック・ヴィーナスの内容
天才株トレーダー・二礼茜 ブラック・ヴィーナス (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
この小説は、ザックリ説明するならば、
美人な天才株トレーダー「二礼 茜」が、潰れかけの会社を救ったりするべく、トレード手腕を発揮して金を稼ぎまくって助けるお話しです。
物語の前半戦はその天才っぷりが発揮され、後半は日本を救うべく手腕を発揮します。
株の知識が無くても楽しめるくらいのライトな内容ですが、ちょっと経験したことがある方の方がより楽しめるでしょう(ちょっとした単語も出るから)。
物語は本当にテンポよく進んでいきますし、気になる事を次々と用意するので、ページをどんどんめくってしまいます。
そのせいで僕が毎日予定している就寝時刻をオーバーしてしまったほどです。こんちくしょう。笑
ブラックヴィーナスは結構ぶっ飛んだ天才っぷりなので、あまり現実味は無いかもしれませんが、実際にこんな実力のトレーダーが存在するのですから恐ろしいものです。
元々はもっとぶっ飛んだ設定となっていたそうですが、あまりにも天才すぎたので人間味が無いということになり、後半は人間味溢れる苦悩・失敗をつけ足したそうです。
確かに、後半戦に苦しむ様子は、「あ、この人も人間なんだ」っていう感覚がありました。笑
この小説は普通に面白い小説ではありますが、恋愛要素はほんの僅かしかありませんし、お金にまつわるお話しが好きじゃないと、読んでいても面白くないかもしれません。
逆に、お金にまつわるお話しが大好きな方にはおすすめしたいです(*´▽`*)
僕は様々なトレーダーを過去に調べまくった経験があるのですが、どのトレーダーもかなりストイックな感覚を持っているんですよね。
そしてもちろん、二礼 茜もストイックな生活。
かつ、クールなんですよね皆さん。一回一回の増減を気にしない、最終的にどうなったかだけに注目している感じで。
そういったところも結構リアルだなーと思いました。
この小説を読んで株が上手くなるとかってことは無いかと思いますが、株にまつわるエンタテインメントとしてはかなり面白いです。
株に楽しく触れてみたい方はどうぞ(*´▽`*)
天才株トレーダー・二礼茜 ブラック・ヴィーナス (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
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