準ひきこもりとは?その定義や生き様を紹介!脱出は可能なの?

僕は「ひきこもりです」と言っていますが、正確に言えば「準ひきこもり」に該当します。

しかし、「準ひきこもりって何だ?ひきこもりとどう違うの?」と思う方がほとんどのはず。

今回はそんな「準ひきこもり」について解説します!

準ひきこもりの定義

「準ひきこもり」を作った樋口康彦さん

樋口康彦によって提唱された大学生の一形態。

樋口 康彦は日本の心理学者。専門は教育社会心理学。日本応用心理学会会員。 大阪府出身。関西大学社会学部を卒業し、同大学大学院博士課程修了。専門学校教員、兵庫県長寿社会研究機構家庭問題研究所主任研究員などを経て、2000年から富山国際大学国際教養学部専任講師となる。血液型はO型。

準ひきこもりは外出するひきこもり?

内閣府は自分の趣味に関する事柄が目的の場合のみ外出する者を指しており、2010年に行われた調査では約46万人が存在しているという結果が出た

ライフスタイルの本質部分について

健康で、大学の成績も優秀であるし、車の免許も持っている。学校と家を往復するだけで夜遊びもしない真面目な子に育った。このままきっと社会人になって安定した人生を歩んでくれると、親は彼(彼女)の将来に希望を抱いてさえいる。しかし卒業を控えた時期になって初めて、親は自分の子のことをわかっていたようで、わかっていなかったことに気がつく。最終的に彼(彼女)は社会に適応することができないのである。一見適応しているかのように見え、期待を抱かせるだけに始末が悪いと言える。 大学にはきちんと来ており、単位もしっかり取れているので適応していると思い込んでいたのであるが、大学という誰とも関わらずに過ごして行ける環境の中で、偽りの適応を示していただけのことで、ライフスタイルの本質はひきこもりと何ら変わりはない。中学や高校のようにクラスが固定されている場では、仲間の輪に加われないことがプレッシャーになったり、いじめにあったりするが、大学ではそれがない。彼にとって大学への登校とは、毎回講演会や映画に行くようなものであり、気軽にできていたのである。

引用:大学生における準ひきこもり行動に関する考察

準ひきこもり大学生の特徴

特徴①性格

自分の力で自分の人生を切り拓いていくというたくましさに欠ける。準ひきこもりは男子学生の方が多いように感じるが、社会で期待されている男性役割を身につけておらず、性役割の取得において葛藤が見られる。 ■社会経験の不足から、極めて自己中心的で視野の狭い考え方をする。 ■精神病ではない。現実との接点はある程度残っているし、善悪の区別はつくので犯罪を犯すようなこともない。むしろ他の学生よりも大人しくて真面目な部類に入る。 ■孤独に静かに大学生活を送っているケースが多いが、少し親しくなると甘えた非常識な言動、わがままの押し付けなど自己中心的言動を取ることがある。学生の間ではストーキングやセクハラの常習者としてマークされていることもある。これは、本人にはそんなつもりはなくても、社会の標準がわかっていないことから、つい不適切な言動を取ってしまうことによる。 ■謙虚で常識をわきまえており、周囲を悩ませないこともある。一口に準ひきこもりと言っても、異常性には違いがある。

特徴②学習面

真面目で大学での成績も良い。どの授業にも真面目に出席している。 ■レポートや卒論を書くというのは基本的に自分一人の世界での作業であるため、比較的得意である。

特徴③コミュ力

無気力で、実際には人恋しいものの他者との関わりを避けようとする傾向が強い。クラブ活動やアルバイトの類はしていないし、体育大会や大学祭など学校行事にも参加しない。また、お祭りなどの地域行事にも参加しない。それから下宿をしている場合には、家族とのコミュニケーションさえ少ないため、準ひきこもり傾向を加速度的に強めて行くことがある。 ■アルバイトに関しては、過去にやったことはあったとしても現在はしていないことが多い。結局自分にとって居心地の良い世界(社会と関わらない自分だけの世界)に落ち着くことになる。つまりアルバイトでさえもできないというのが実情である。アルバイトに精を出す大学生というと否定的に見られがちだが、準ひきこもりの大学生よりはましである。 ■人間関係をうまく行うことが苦手である。例えば、質問をしたり会話を続ける努力が少ない。ある意味で、孤立するのは必然と言える。 ■友人が極めて少なく、いつも一人でいることが多い。他の学生から受け入れられず孤立しているという共通の境涯を絆にして同じ準ひきこもりの学生(キャンパスの孤立者)と一緒にいることがある。また、恋人はいない。 ■優しくしてくれる誰かに、甘え、強く寄りかかろうとし、その結果厳しく拒絶されて傷つくことがある。これは長年にわたる実質的なひきこもり生活のため、人との距離を適切に取るということができないために起きる。また学生からは相手にされないため、教師に対し辟易させるほどしつこく付きまとうことがある。 ■孤独感から他者(特に教師)の関心を引こうとする行動を取ることがある。教師にしつこくつきまとい悩ませていることも多い。一方、教師の側からすれば指導上の難しさがあってもなかなか周囲の理解を得られないということになる。ゼミなどを通じて深い付き合いをすると、明らかに他の学生とは違うとわかるのだが、付き合いのない教師には少々非社交的な感じではあるものの普通の大学生に見えるためである。 ■若者らしい溌剌さ、元気の良さがなく、暗くよどんだ雰囲気を持つ。外見には自信のなさが滲み出ている。気軽に声をかけづらい独特の雰囲気を持っている。長年孤立していると、こうまでいびつになってしまうのかと驚嘆するほどである。 ■全体的に見て、知的側面に比べて社会的側面が未熟である。

準ひきこもりは就活でどうなる?

準ひきこもりは就活を避ける

そもそも社会性が弱いのが問題

準ひきこもり社会人=僕

僕は準ひきこもり社会人

僕の社会人としての生活

準ひきこもりは発達障害?

準ひきこもりは発達課題未達成

青年期の発達課題を達成しておらず、場合によっては青年期以前の発達課題も達成していない。社会性の健全な発達のためには同世代の者との親密な交わりが不可欠である。しかし、準ひきこもりは、人付き合いをつらいこと苦しいこと、と捉えてしまっており、なるべく避けようとする。準ひきこもりの学生は、親以外ではお店の店員などとの非人格的な接触をするのみであり、対人関係能力の発達には役に立たない。青年期の発達課題である(a)職業生活、結婚生活の準備、(b)親からの自立の準備、という観点から見ると極めて問題の多い環境に住んでいると言わざるを得ない。

潔癖症や神経症の傾向がある

自らの非社会性に対し、他者と触れ合うことで矯正を目指すのではなく、問題から逃げ出して、隠してしまっていることである。

他の問題を併発しやすい。潔癖症など神経症的傾向を持っていることがある。

準ひきこもりと2ch

準ひきこもりにとってネットは救い

2chでコミュニケーションが出来ている?

準ひきこもりの脱出方法

脱出方法①太陽光にあたる

意識的にやってみてほしいんです。太陽の光には、セロトニンという引きこもりが不足している脳内物質を分泌する効果があるといわれています。 だから、まずは太陽の光を浴びるのを、日課にして、体の「引きこもり脱出スイッチ」を押しましょう!

生活リズムも整える

脱出方法②栄養摂取

脱出方法③外見を整える

脱出方法④遊びに行く

まとめ:準ひきこもりについて