タピオカ店の接客態度で分かった「悪い店の見分け方」

今日は珍しく、街に行った。

タピってみたくなったので、タピるとなれば街だろうと思った訳だ。

街にはタピオカを楽しめる店がいくつもある。

行列になるお店のタピオカが気になったのだが、嫁はあえて、ちょっと違う店に行きたがった。

メインストリートから外れて、ちょっと小道に入った所にあるお店だ。

○○基調のこじんまりとした○○○○○のお店(詳しく書くとどの店か分かってしまうので)。

入口に入ってすぐに小さなベンチが置いてあり、そこで茶髪の気だるそうな女子がスマホをポチポチしている様子が見えた。

本題はここからだ。まだお店に入っていないが、少し気だるそうな店員さんが見えたのだ。

可愛い、20歳前後くらいの、街にいそうな女子だ。

アルバイトさんなのかなんなのかは分からない、が、宝くじが当たったら今すぐその仕事を辞めるんだろうな、という雰囲気は出ていた。

やる気は無さそうでも、変な接客をしそうな人ではない。なんなら社交的そうなくらいだ。

店に入り、レジ前に行って注文した。値段は普通。1杯500円くらい。

注文したタピオカミルクティーがしばらくで出てきて、店内のベンチで飲んだ。

この注文から飲むまでの間に、僕は既に確信していた。

騙された、と思っていた。

この店は、流行りに乗じてタピオカミルクティーを出しているだけの、なんのプライドも軸も無い店であると悟った。

接客態度から何から、タピオカミルクティーで人を幸せにしようなんてことはこれっぽっちも思ってないことが分かってしまったのだ。

そして飲んだ。なんのこだわりも無い味だ。とりあえずの出来だ。なるほど、全てのピースは揃った。

この店はハズレだ。

ありがとうございました~と言われつつ、店を出た。

ここまで、酷く書いてはいるものの、多分他の人はそこまで酷くは感じないだろう。

ただボクは、「この店の成り立ち、想い」まで感じてしまった為に、ショックだったのだ。

その全てが、接客態度に出ていた。ガラス越しに見た時にはもう気づけることだったのだ。

接客態度が良い店なんてそう多くは無いかもしれない。

しかし、ある程度マニュアルが整備されていたりすれば、多少気持ちは入っていなくとも、それなりの接客内容にはなってくるだろう。

そうなっているならば、出てくる商品もそれなりになっている可能性が高い。

ここまであーだこーだ書いたが、つまりは、

「接客態度が良くない店は、総合的にも悪い店である確率が高い」

という結論なのだ。

という訳で、ボクはこれから「接客態度」を評価の軸にしようかと思う。

あと、よく知られているが、トイレもだ。トイレにも店の状況が出るから分かりやすい。

しかし、トイレは使わないと分からないから、使う前に分かる、「店の外から見た、店員の雰囲気や接客の様子」で判断することにした。

多分コレで、ハズレの確率は大幅に減るだろう。

あと、仮に商品が普通でも、良い接客態度だったなら、謎のプラスアルファが味に乗るかもしれない。気分は大切なものだからだ。

あの店員さんも色々悩みながら生きているのだろうから、怒ったりなんてもちろんしていないし、そのままの働き方をしてもらって結構だ。

誰かの行動に対して、こうすべきと主張したい訳じゃなく、ただ、「ははーん、なるほど、ハズレの店は接客態度で見分けられるな…!」というだけの話だ。

参考になれば幸いだ。