理想的だけど難しい試練「長所を見る」

 

「その人の良いところと付き合いなさい」

何年前かもう覚えていないんだけど、こんな言葉を見たことがある。

「なんて素晴らしい言葉なんだ!」

と思って、そうしようと心がけた。

 

しかし、これが中々難しい。

やるべきことはシンプルだ。

誰もが長所を持ってるんだから、その長所に着目して、短所には目を瞑る。

それだけだ。

 

だが、短所の方が長所より目立ってしまうのだ。

これはサンクコスト効果的なものなのかもしれない。

良いよりも、悪いの方が人は気にかかるんだろう。

素敵な長所があるのに、些細な短所で塗りつぶされてしまう。

 

全くもって完璧に生きられてないけど完璧主義なボクは、短所を人よりも気にしているかもしれない。

自分のも、他人のもだ。

小さな短所…ボクにとってイヤなところが一つ見つかるだけで、

「理想的な人じゃない」

と、自動的に判断している。

そうしたい訳じゃない。

本当に勝手に、心がそう判断するのだ。

出来ればそうしたくないのだけど。

 

長所と付き合っていこうって話は美しい。

そうしたいし、そうしようと努める。

しかし、実は中々できない。

これは試練とか修行とか、そういったヤツだなぁと思う。

もしそれが出来たなら、きっと、毎日の幸福度は高まるはずだ。

100パーセントできなくても、もし今が20パーで、それが40パーにできたなら、きっと今より幸せだと思う。

 

もしかしたら上手い方法があったりするかもしれない。

とりあえずのところ、ボクはこうして家にいる限り、連絡、コミニュケーションはネット上で行われるから、良い面と付き合いやすい。

言葉を交わす前に考える時間を取れるから、安易な発言も抑えられる。(ボクはしがちだ)

 

良い面、長所と付き合っていける自分を育てたい。

まずは心がけからだ。

ではまた!