【ブログ】記事のリライト方法:どの記事を優先するの?具体的なやり方は?

リライト記事 アイキャッチ画像

ブログ記事のリライトってかなり大切なのですが、どの記事をリライトすべきか、どんな情報を足すべきなのかが分からないという方も多いのではないでしょうか。今回はそんなリライトすべき記事、優先順位、やり方について書いていきます。

ブログ・リライトとは?

リライトとは、記事・文章の書き直しを指します。過去の記事はどんどん情報が古くなっていきますので、たまにリライトしてあげて記事の鮮度を保ってあげましょう。

リライトしないと腐っていく、鮮度が大切タイプの記事もあります。

ブログ・リライトで期待する効果

リライトで期待する効果はやはり、SEO(検索エンジン対策)効果でしょう。リライトすることで記事の鮮度を保ち、また情報を加筆してあげることで検索エンジンからの評価を上げてアクセスアップにつなげます。

リライトした途端に上位表示される…というのはよくあることです。

ブログ・リライトすべき記事は?

本題の一つである「どの記事をリライトすべきなのか?」ですが、優先順位としては「アクセスが既にある記事」を優先すべきだと僕は考えています。

アクセスが無い記事を伸ばしたい!というのも分かる話しではありますが、アクセスがある記事の鮮度を保ってあげる方が僕は優先事項だと考えてますね。求められていることを先に、そして求めて欲しいことを後から、という感覚です。

リライトと言っても、僕はリライトする中で新しい記事ネタも見つけます。例えば、このリライト記事にアクセスがあるのでリライトしたとすると、その中で「内部リンク」の内容も付け足したいなと思うかもしれません。

しかし、「内部リンク」という話題だけでも1記事書ける内容です。ですので、リライト記事の中では内部リンクをささっと解説し、「詳しいやり方はこちらへ」という風に誘導することになります。

元々リライト記事にアクセスがあるのであれば、内部リンク記事にもアクセスが流れるようになるでしょう。そうやって、既にアクセスがある記事をリライトすることでアクセスを増やすことも出来るのです。

※因みに内部リンクのやり方はこちらです。笑

ブログ・リライトのおすすめのやり方

リライトをする際のおすすめの順番がこちら↓

  1. どの記事をリライトするか決める
  2. 検索クエリ・上位記事・知恵袋などを見る
  3. タイトルと見出しのチェック
  4. 情報の追記
  5. 親切な構造になっているかもう一度確認
  6. 他記事とのリンクも整える(新記事も合わせて)

僕はこんな風にやっています。順番に解説します。

どの記事をリライトするか決める

まずはどの記事をリライトするか決めます。先に解説した通り、アクセスの高い記事が優先です。しかし、既に検索上位を取れているならあまり情報をいじる必要はないかもしれません。

もしアクセスのある記事から次の記事を見てもらう為の内部リンクが整っていない場合はリライトして導線を作りましょう。それも整っていて、アクセスもちゃんとあるのであれば僕はそのまま放っておきます。

逆に、これからアクセスをとりたい記事であれば、「期待している目的」が強い順番にリライトします。例えば、このブログには「ハムスターの記事」が1記事だけあります。この記事はちょびっとだけアクセスを稼いでいるのですが、アクセスが来ても他の記事に繋げようもなく、また何かを販売出来る訳でもありません。

こういう記事に力を入れても、正直何にも得られないのです。ハムスターブログを頑張っている方にハムスターの記事はお任せしましょう…。

という訳で、戦略的にリライトする記事を決めましょう。アクセスが既にあるか、目的が強い記事が優先です。

検索クエリなどのチェック

「この記事をリライトしよう!」と決めたら、どんなことを追記するか決めましょう。決める為に、僕は「Googleサーチコンソール・上位表示記事・ヤフー知恵袋」などをチェックします。

まず、Googleサーチコンソールでは検索クエリを見ます。例えばこのリライト記事は「リライト・記事・やり方・方法」などの検索クエリが当たるかと思いますが、予想出来なかった「難しい」とか「めんどくさい」のクエリが見つかることもあります。そのクエリに合った話しを追記してあげることで、更にニーズを満たす記事に成長します。

グーグルサーチコンソールの使い方解説記事はこちら

次に、上位表示記事のチェックです。自分が書いた記事より上位表示されている記事があるのであれば、何かしらの理由があって上位表示されているので、チェックすることが大事です。元々のドメインの強さで上がっている可能性もありますが、もしかしたら自分の記事には無い有益な情報が含まれているのかもしれません。

読みやすさも評価される部分ですので、読みやすさで負けている可能性も含めてチェックしてみましょう。上位表示される=Googleが親切な記事・ニーズをみたしている記事だと評価したということですので、上位表示記事を見れば色々なことが分かります。

次に、知恵袋のチェックです。知恵袋には上位表示記事にも書かれていないような、潜在的ニーズが隠れていることがよくあります。「記事のリライトをするべき期間ってどれくらい何ですか?」などの質問が書かれているかと思いますが、それが「記事に追記すべき情報」なのです。

副業ブログの記事は「検索者の悩み・問題を解決してあげる」ことが目的(そこから更に何かアクションしてもらうことが本当の目的なのですが)ですので、こういった質問・悩みを見つけて、自分の記事が最も問題を解決出来る記事であることをGoogleにアピールしていきましょう!

タイトルと見出しのチェック

本文のリライトよりも優先すべきなのが、タイトルと見出しのチェックです。

タイトルにキーワードが入っていて内容を見たくなる文になっていること。見出しも同様にチェックします。

タイトルと見出しはとても重要な要素で、ここがしっかりと作り込まれていればアクセス増加が見込めます。

検索順位は3位以上なのにクリックされていない(CTR20%以下)の時はタイトルに問題があるためリライト必須です。

情報の追記・削除

何を追記すべきかが決まったら、話しの流れがおかしくならない場所に追記します。どうしても流れが悪くなるようであれば、記事の最後に書くと良いですね。

また、追記だけではなく削除も行いましょう。文章は多いほど良いのではなく、少ないほど読みやすくて良いのです。読みやすい=読者にとってありがたいということですので、SEO的に文章量が…なんて気にするのは本末転倒だと僕は考えています。

因みに、平均検索順位が既に3位以上であれば情報の追記はいらない可能性があります。5位以下であれば情報を追記しましょう。

構造の確認

記事はとにかく、「親切」さが大切です。読みにくい、カタカナ文字ばかりの記事を読みたい人は少ないでしょう。読みにくい記事は「離脱率(ページから離れる確率)」や「滞在時間(どれくらいの時間、その記事を見てくれているか)」に関わってきます。そして、この数字次第でSEO効果も変わってくるはずです。

また、構造がおかしくないかも確認しましょう。話しがあっちに行ったりこっちに行ったりしてしまうと、読者の頭の中は混乱してしまいます。「AだからBになってCとなる」。そんな組み立て方をしてみると良いですね。

もしかしたら、かなり構造を変えなければいけない場合もあるかもしれません。それはとてもめんどくさい作業ですが、やる価値は十分にあります。

内部リンクを整える

リライトする記事は過去の記事ですので、その記事を書いた後に色々な記事を書いていると思います。過去の記事を書いた段階ではリンクさせていなかったけど、今ならリンク出来る記事があるのであれば内部リンクを貼りましょう。

「内部リンクのやり方」記事でも解説しましたが、むやみやたらに内部リンクをしても仕方ありません。優先すべきは「それも見たい!」と思える、関連した内容です。

お酒の記事なのに「ハムスターの記事はこちらです!」は意味がありません。お酒の記事なら「おすすめのお酒一覧はこちらです!」の方が良いですよね。

また、記事の中でサラサラっと触れたけど本当はもっとちゃんと解説をした方が親切な場合もあるかと思います。この記事ではGoogleサーチコンソールに触れましたが、「Googleサーチコンソールって何?どうやって使うの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、Googleサーチコンソールの記事を用意していなければ内部リンクを貼りようがありませんよね。そうなると、次は「内部リンクをさせる為にGoogleサーチコンソールの記事を書こう」となります。

こうして、リライトをする中で新記事のネタはどんどん生まれていくんです。是非やってみて下さいね。

まとめ:ブログ・リライトは効果高し!

今回はリライトについて書かせて頂きました。既にアクセスがある記事であれば、リライトの効果は早めに出ることが多いようです。

もし15位(つまり検索2ページ目)の記事があるのであれば、リライトをすることで10位以内に入れるかもしれません。1ページ目と2ページ目には大きな差がありますので、そういった記事も優先的にリライトしていきたいですね。

最後に、リライトをする上で一番大切な事は、僕は「より解決出来る記事・より親切な記事」にすることだと思っています。検索者というのは困っている・悩んでいるから検索をしていますので、その悩みを「他のブログの記事」よりも解決出来る記事を書けば上位に食い込んでいけるはずなのです。

リライト作業って凄くゲームっぽいというか、頭も使いますので、慣れない内は大変かもしれませんが、慣れてくるととっても楽しいですよ!是非やってみて下さい。

では次の記事へ!

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