1冊の本に1つ学びがあれば、及第点としよう。いくつもあったなら、それは素晴らしい。

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「なんだよこの本!全然中身が無いぞ…!」

よくそう思っていた。

ボクは学びたくて本を読むところが大きいから、学べることが少ないと、すごく損をした気分になる。

 

「よく考えたら、1つも学びが無い本って…そんなに多くないかも?」

今日、ふとそう思った。

1つも学びが無い本もたま~にある。ボクにとって無いだけで、誰かにはあるかもしれないから悪い本とは決めつけられないのだけど、確かにあるのだ。

 

でもよく考えたら、同じジャンル、似た内容の本を読んでいれば、学びが減ってくるのは当然のことだ。

そこに1つでも学びがあったなら、

「ワオ!新しいこと見つけちゃった!」

くらいに思ってもいいんじゃないかと思ったのだ。

 

だから、

「1冊の本に1つ学びがあれば、及第点だな」

と思い至った。

 

素晴らしい本だとまでは言わない。それは本心で思ってない。

ただ、許すというか…いやなんて上から目線なんだお前はと思うのだけど…OKとすればいいだろうと思ったのだ。

 

そして、

「学びがいくつもある本は、素晴らしい本なのだ。」

とも同時に思った。

学びが少ない本や、どこかの誰かの何かを拝借して紹介しているだけの本が無数にある中で、オリジナリティがあり、いくつも新鮮な情報がある本は、そりゃもうスゴいのだ。

 

今まで、本をジャッジする基準を上げすぎていたかもしれない。

それでは世の中の本は「悪い本ばかり」になってしまうし、気持ちの面でも…あんまり心地よくない。

 

もっと柔らかくて温かい心でいたいという想いもあって、これからはもっとおおらかな気持ちで本に触れていこうと思う。

加えて、その本から学ぶ力も高めたいと思う。

実は学べないのは本のせいじゃなくて、自分がそれを理解する力がないだけだった、という可能性もあるように思うからだ。

 

とゴチャゴチャ考えつつ、今日も本を楽しみ、学びます。