悩まない方法
- 暇を作らない(暇になると人は自然とおかしなことを考えだす)
- 家事でもいいが、仕事に精を出すのがオススメ
悩みとの向き合い方
- その問題の最悪を想定する(死ぬ・借金を負う・会社がつぶれる・怒られるetc)
- 最悪パターンを受け入れる覚悟をする(オレは病気で死ぬ。その上でどう今を過ごすか的な話)
- 今行える一番良い選択を書き出し、最悪を受け入れた覚悟の元で行っていく
名著「道は開ける」
名著を読もうって流れから久々にゴリゴリの自己啓発本である「道は開ける」を購入して読んでました。
どんな内容なんだろな~と思って読み始めると、まず出てくるのが「悩みの解決方法」。
と驚いたのですが、この内容が実にストレートで、誰にでも効くような不変さを感じたのです。
なぜ悩みの解決方法が「暇を作らない」なのか?
もしも悩んでいる内容がどうしようもないことだった場合。
こういった「どうしようもない悩み」の場合に有効なのが、これは病院でもすすめられるそうですが、「暇を作らないこと」。
単純な作業でもいいし、家事でも良いし、忙し目の仕事に変えるなどでもいいし、とにかく「考える隙間をなるべく減らす」ということがすすめられています。
というのも、人間は一度に一つのことしか考えられないため、仕事が本当に忙しいと悩んでいる暇が文字通りなくなってしまうという訳です。
意外とこのやり方で乗り換えれたという方は多いみたいで、「へ~参考になったなぁ」と思いました。
解決出来る悩みの場合
書籍で紹介された解決できる(かも)な悩みの内容がすさまじかったのですが、「戦時中、超ヤバい拷問部屋につれていかれるかもしれない悩み」です(*ˊᵕˋ*)w
そんな悩み、今の人で持つ人はほとんどいませんので、コレが解決できるなら凄すぎます(*ˊᵕˋ*)w
結局は解決されたのですが、その時の流れが下記です。
- 拷問部屋につれてかれて殺されるかもしれない事実をまず覚悟する(オレは死ぬということを心の中で確定させる)
- 解決できるかもしれない方法を覚悟の上で考える
この話で、2番の選択肢は結局「いつも通り平然と事務所に出勤して、もし連れてかれそうになったら誤解があることを説明する」という行動になりました。
出勤した事務所には兵士のえらい人が想像通りに待ち構えていたのですが、ギロリとにらんだものの、男性の様子を見てやましいことはなさそうと判断し、結局はつれてかれませんでした。
「もし連れてかれそうになっても、一応は誤解があるという説明もできるし、そうしたって連れてかれてしまうのならもうそれはどうにもならないことだから仕方がないよね。」
そんな考えをもつことで、最初は頭がパニックだったのが、仮に最終的に死ぬことになったとしても冷静になれて、結果としてことなきを得たという話です。
もしパニックになって逃げだしたり変な態度をとってたら死んでいたかもと思うと…このやり方って大事だなぁと思いますよね。
普段使いで考えてみる
普段の悩みを想定してちょっと考えてみます。
例えば…自分に病気があることが発覚したパターン。
最初はパニックで悲しくておどおどするのはもちろんですが、そこで先ほどの考え方をあてはめるなら…
- オレは病気になって死期を宣告された。オレはいついつに死ぬのだ。(覚悟)
- 死を免れられないのなら、どうしてもやっておきたいことは何か?(悩みパニックモードから建設的なモードへ)
本の中では「悩みが病を加速させる」という話がよく出てきます。
悩み苦しむとカラダって調子が悪くなりますよね。
明るく生きてたら結局病気がなおっちゃったパターンや、死を受け入れた上で病気と闘う覚悟を決めた女性が打ち勝ったパターンなどが紹介されていて、
「ただ悩み苦しみ悲しんでいたら病気が加速して、それこそ最悪の結果になってしまっていた」
ということを感じたのでした。
覚悟して、受け入れて、その上で最善と思われる行動を行う。
悩んでいる時はまだ覚悟が出来ておらず、最善の行動も抽出できていないからフワフワとしていて、それゆえに苦しむ。
そんな学びでした。
最後に
悩んでる時は、その結果起きる最悪の事態をイメージして覚悟する。まずは最悪の場合を受け入れる。
どうしようもないことなら忙しく動いて考える暇を作らないようにする。
解決される可能性があることなら、覚悟の上で良い行動を選び行う。
イイ話でした。
また明日!