未来ばかり考える→心ここに在らずになる説

 

最近、上手くいっている。

ボクはずっと考え事をして、あーだこーだと実験して試行錯誤する人間なのだけど、「ムダに考える」という行為を減らすことが出来てきた。

というのも、ボク流の「いまを生きる」が以前より上手く出来てきたからだ。

まだ実験中なので、もしずっと上手くいくなら、方法をいつか書いてみたい。

 

未来を考えると、人はほぼほぼ不安になるものらしい。

それは実体験で納得いく話だった。

未来に夢を抱いても、それは叶うのだろうかと思うし、健康はどうかとか、世界はどうかとか、いろんな不確定要素について考えてしまう。

考えてもムダだと分かっているのにだ。

 

だから、いまを生きましょうと色んな人が言うのだけど、いまを生きるって案外難しいのだ。

色んな要因があるけど、現代で恐ろしいのはやはり、広告の類なんじゃないかと思う。

「こんな素敵なものがありますよ!◯万円!」

みたいな広告に触れて、欲しくなって、でもすぐには買えなくて、それを手に入れる未来に向かって、今つらい想いをしてでも頑張り始める…

「未来はこんなコトが起きるかもしれません!」

と言われて、不安になって、貯金しようと努めるも、他の広告で欲しいものが出来てしまってお金を使って…

なんだか色々酷いことになってると思う。

 

で、結果的にいろんなことが、未来に目を向けさせる方向に働いてることが多いと。

未来に向けて走り、未来について考える。

それは今を感じる時間が減るっていうのとイコールだと、感じてる。

 

最近、未来への考えを減らし、今、もしくは1時間、もしくは今日1日に意識が向くようになってから、不安は一気に減った。

つつかれて出てくる欲も凄く減ったように感じる。

仕事量も練習量も勉強量も増した。

ムダに考えて彷徨う時間が減ったからだ。

そんなものは無意味で、「今できる良い行動を積み重ねた結果、どんな未来が訪れるのかを楽しみにしていれば良い」のだと今は思っている。

良い未来に向けて今を犠牲にし続けるのはおかしい。

良い今を積み重ねて、未来と言う「いつかの今」もまた、良い瞬間を過ごしていればいい。

いつだって、今しかない。

 

まだ上手く言語化できない部分が沢山あるということは、ボクの中で確立しきれていないということ。

きっとまだまだ時間がかかる。

試行錯誤しながら、今を生きるってどうすればいいのか問題に取り組もうと思う。

ではまた!