藤野英人さん著の「投資家みたいに生きろ」を読みましたので、アウトプットがてらに書評と要約を書いておきます。
先に総評を書いておきますと、「悪い本じゃないんだけど、ご自身の考えを述べている普通の本」ぐらいの感触でした。正直ですいません。
特に裏付けがある感じでもないな~というか、その考え方を持つことはできるんだけど、本当にそれが実際良いのかどうか分からんくない?みたいな感じがありましたな~。
でも書いておきます。
投資家みたいに生きろの要約
将来不安に向けた金銭対策4つ
- 若いうちに沢山稼ぐ
- 支出を抑える
- 長く働き続ける
- 収入の一部を投資に回す
自分で将来に向けて備えておく
- 自分の人生は自分で支えるのが本来の在り方
- 事情が無い限り公共サービスに頼ろうと考えない方が良い
- 老後もこの仕事を楽しく続けられるだろうか?と考える必要がある
リスクとの向き合い方
- リスクを最小化したい人と、希望を最大化したい2つの人がいる
- リスクを負わないとリターンは無い
- リスクを下げる努力はしつつも、チャンスは掴みに行く
- 自分の軸を持って、「淡々と」やる
投資の要素5つ
- やりたいこと
- 時間
- お金
- 成功体験
- 運
時間をかけるほど価値が高まるものに投資する
- 多くの場合、すぐ儲かるものに投資される
- 長い目で見て価値が上がるものが〇
- 長期的な目線で努力する
運を軸に考える
- 物事には運がある
- 精一杯やっても失敗する時もある、逆もしかり
- 上手くいった時は運が良かった。上手くいかなかった時は運が悪かったと考え、奢らず腐らずやる
利他心
- 会社は世の為に努力していないと成長し続けられない
- 自分さえ得すればいいの考えでは上手くいかない
- 日本人は寄付をしたがらない民族
- お金は減らない。移動しているだけ
お金の使い方
- 孤独感を埋めるなんとなくの浪費を避ける
- 浪費は浪費であることを自覚した上でするべき
3つの習慣
- お金をかけなくてもいいからやる
- 三日坊主上等でやる
- 学ぶ、そのプロセス自体を楽しむ(手段を目的化させる)
流行に敏感になる
- 日々新しい情報にアンテナを張っておく
- 流行しているものは試す
- 体験して判断する
- 家電量販店をくまなく歩くと沢山の新しさに触れられる
- コンビニパトロールで今が分かる
- 新しいアプリも試す
アウトプットする
- 人の目にさらされるという訓練をする
- どうすれば多くの人に評価してもらえるのかトライ&エラーを繰り返す
- アウトプット先があることでインプット行為が投資になる
努力を継続する方法
- 5分だけはやるルールで、とにかくやり始める
- 1年間に1000時間あったら、200時間×5つで、色々手をつける(5つの分野で8割の出来を目指す)
- 予定を詰め込みすぎないようにする
人間関係を良くする
- 挨拶をする
- 人に会ったら3つは褒める
- 昔話は死んでもしない
- 知ったかぶりは損する
学びの習慣
- 一流はメモ魔
- 知らないことを知ろうとする姿勢で差がつく
- 人が薦めてくれたものはとりあえず買う
お金の投資のポイント
- 手に汗をかかない金額で始める
- 焦らずに時間をかけて行う
- できるだけ長期的に続けていく
- 貯めてから投資ではなく、貯めながら投資
投資家みたいに生きろの書評・まとめ
以上、「投資家みたいに生きろ」を箇条書きでザッと要約させて頂きました。
どうでしょう。なんか、あ~はいはい、という話が結構続いちゃってる感じ、ないでしょうか。
でもこれ、著者のせいじゃないと思うんです。
多分、もう成功に必要なことって既に世の中に出回りきっていて、あとはソレを「ちゃんとやってるかどうか」の話なんじゃないかなって思っていて。
例えば「5分だけやる」とかボクも大事にしてて、とにかくやり始めればなんとかなることは実体験で分かってるんです。でもきっと、皆コレに苦戦してたりするんだろうなって思ったり。
お金の投資の話も、「手に汗をかかない金額で始める」ことが大事だと分かっていても、すぐにお金持ちになりたいが為にいきなりドーンといったり。
とにかく興味あることは一回やってみようと言われても、ズルズルとやらないまま日が過ぎていったり。
そういうことなんじゃないかなって思うんです。
当たり前で、聞き飽きたこと。でも、上手くいってる人が皆言ってること。そこには何か理由があると思ってもう一度気にしてみるのもいいかなって思います。
とはいえ読書する時は何か一つは新しいことに触れたいものですので、できれば「あ~はいはい」が連発する書籍は避けたいものです(´・ω・`)笑
それではまた明日♪