同僚さんであると同時に尊敬する人生の先輩さんは、努力家で自己規律力がすごい。
そんな尊敬する先輩に、物欲や食欲などについて聞いてみたら、そもそもあんまり無いというか、無くなっていったのだそうだ。
もちろん全くないわけではないが、それにお金を使うよりも、目標のためにお金を貯めることの方がどうも満足感を得られているらしい。
そんな話を聞いていて、無理やりそうやっているというより、先輩にとってはある程度自然に出来ることのようだった。
思ってみれば、俺も、人には簡単に出来ないが自分は結構すんなり出来ることがあると思う。
先輩にとってそれはそういうことなのかもしれない。
とはいえ、これで「俺には俺の良いとこがあるからOK」と思って終わるわけにもいかない。
俺にはまだ欲がある。
この事実から目を背けれない。
欲が本当に消えたなら、減ったなら、自然と追いかけなくなる。
先輩も、欲が減ったから今あんな感じなのだろう。
俺にはまだ欲が残ってる。
違う先輩も欲が減っだと言っていたが、その方の場合は、その欲を満たしまくって飽きて減ったのだ。
形はなんでも良い。
この欲が消えるまで目を背けれない。
背けてもまた出てくるだけだ。
今はこの欲と向き合っていたい。