コンビニ前で出会った知らないおじさんに1万円貸してみたらwww

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こんにちは!

石川県ブロガーの杉野貴信です!

 

皆様、コンビニで知らないおじさんに話しかけられたことはありますか?

先日、近所のコンビニにて知らないおじさんに話しかけられたのですが、その内容が「怪しいものではないのですが、お金を貸してもらえませんか」という内容だったんです。笑

そこで僕は「なんだこれ!面白い!」と思ってしまいまして…!

今回はそんな暇つぶし話しをお送りします~!

 

コンビニでおじさんに話しかけられた時の僕の状態

 

時間帯は朝9時。

朝の土方仕事ラッシュを終えて一息ついたコンビニから出てきた僕。

 

原付で動いているので、季節にちょっと合わないゴツい服装に、

口まで被せたネックウォーマー、

手袋、

風避けの為のだてメガネ、

ヘルメット、

イヤホンで大音量、

という感じで、覆われすぎて誰か分かんないレベルの外見でした。

 

俺の見た目ってかなり怪しいよな~という自覚がありながらも、

寒さには勝てないので仕方なく厚着をしてたんです。

 

傍から見ればあまり話しかけたくない雰囲気が出ていた筈の僕なのですが、

原付に乗ろうとしたところ、

なんか知らないおじさんが僕の目の前でボディランゲージをしている事に気がつきました。

 

最初は「何してるんだこのおじさん」と思ったのですが、

「あ、イヤホンしてるからおじさんの声が聞こえてないだけだ」と思い、

イヤホンを外しました。

 

ココから今回の話しは始まります…。

 

知らないおじさんからの面白いアタック

 

「あの、あ、すみません、あの、私怪しいものではないのですが」

 

既に怪しいです

 

「いきなりすみません、いや~実は私、今から福井県に仕事で行かなくてはいけなくて」

 

ふむふむ

 

「なんですけど、財布を忘れてきてしまったみたいで、その、あの、」

 

ほぉ

 

「いきなりでアレなんですけど、お、お金を貸して頂けないでしょうか」

 

アレですね

 

「いや決して怪しい者ではないんです!私〇〇出版社の〇〇と申しまして、こちら名刺なんですけど…!」

 

ほぉほぉ。出版社。

 

「急いで福井に向かわなきゃいけなくて、ガソリンを入れようと思ったら財布の中身がこの通りスッカラカンで…(財布ガバー)

 

さっき財布忘れた言うとったやないか

 

「高速を使わないと間に合わなくて、大変申し訳ないのですが、一万円お貸し頂けないでしょうか…!

 

あ、アレだ、この人おっちょこちょいだ。

財布忘れたってのも矛盾してるし、怪しい人だ。

 

よし、貸してみよう。

 

知らないおじさんにお金を貸してみた

 

僕「じゃあ、一万円貸しますね。

でも僕も金持ちさんではないので、絶対返して下さいね。笑」

 

おじさん「あ、ありがとうございます!すいません本当に…絶対返しますので…」

 

この時点で返ってくる確率は70%と予想しました。

確率高めじゃない?って思った方もいるかもしれませんが、

 

・身なりがしっかりしている

・出版社ってのを信用した

・この人は単なるおっちょこちょいなだけであると予想

 

の三点を踏まえて70%と予想。

残り30%は「お金の管理が出来ていなくて実はお金が無い」というパターンを予想。

この場合は返ってこないかもしれないな、と考えました。

 

 

もし返ってこなかった場合は「出版社に取り立てに行ってみた」って記事を書くことになるなぁとも思いながら、

一万円を手渡してみました。

 

するとおじさん、何故かスッカラカンな財布に一万円を入れず、

ささっと二つ折りにしてズボンのポケットにザッとしまいました。

 

いや、普通財布にいれるじゃないですか。

何でお前、目の前の人から借りたお金をポケットにいれるんだwww

 

まぁいい。とりあえずこのおじさんは相当なおっちょこちょいなのは間違いない。

きっと動転しているのだろう。

 

おじさん「あの、あの、必ず返しますので、あの、お名前と携帯番号と住所を教えて頂いても・・・!?」

 

僕「あ、はい、そうですよね。では・・・(おじさんが渡してきた紙とペンに書く)」

 

おじさん「ありがとうございます・・・!必ず返しますので、あの、いつが都合いいでしょうか?」

 

僕「えと、月曜日と火曜日ならいつでも。」

 

おじさん「分かりました。では月曜日に持っていきますね!本当にありがとうございました。すいません。」

 

ふぅ。面白かった。いきなり話しかけられてお金を貸すとはなぁ。。。

しかも出会って五分くらいじゃないか?

だとしたら、仮におじさんが詐欺師だった場合、

時給は12万円ってとこか・・・。

 

そんなことを考えながら、もう一度コンビニへ入る僕。

そして買い物を終えて原付にまたがり、ブーンと走り出すと、

目の前のガソスタにガソリンを入れているおじさんが。

 

こっちに気づいて90度のお辞儀をしてきたので手を振っておきました。

うん。本当にガソリン無かったっぽいし、良い人じゃないか。

これなら85%は返ってくるだろう、と考えました。

 

その後、会社の仲間と合流。

仲間に話したら楽しそうに聞いてくれて、

仲間と楽しく話せるネタになっただけでも価値があったなぁと思ってしまうバカな僕。

 

僕「で、結局貸してんwww」

仲間「おぉwww流石やwww」

 

おじさんからお金が返ってくる予定の日

 

そんで二・三日経ちまして、おじさんからお金が返ってくる日になりました。

おじさんは午後に携帯に電話をかけると言っていたので、午後まで待ってみるも、

電話が来ない。

 

おい。おじさん、おい。

85%おじさんおい。

 

あらららこれはマズイパターンかなー・・・と思いながら、逆に電話してみた。

 

僕「あ、もしもしー・・・あの、先日のお金を貸したものですー。」

 

おじさん「あ、あ、ああああすいません。あの、今かけようと思っていたところでして!」

 

ウソwwwwwwwそれはウソだwwwwwwwwww

 

僕「そうでしたかー(笑)今日返すってことだったんですけど、いつくらいに来ますか?」

 

おじさん「あの、すいません、今から富山に行かなきゃいけなくて・・・明後日ではダメでしょうか??」

 

僕「ダメです(キッパリ)」

 

おじさん「どうしても、どうしても難しくて、お願いします!」

 

僕「ダメです(キッパリ)」

 

おじさん「そうですかぁ・・・どうしたらいいんだろう・・・」

 

僕「仕方ないですねぇ。では、とりあえず口座を教えるので、明後日までに振り込んで下さいね」

 

おじさん「はい!分かりました!本当にすみません・・・。振り込んだあと、お礼もいずれしに行きますので・・・失礼致します。」

 

ふぅ。面白いおじさんだ。

おっちょこちょいにも程がある。

 

結果・おじさんはお金を返した

 

二日後、口座をワクワクしながらチェックしてみた。

入ってた。一万円。

 

でも何故か、○○出版社名義で。

 

コンビニおじさん

 

(この10000円がおじさん、もとい出版社から送られた履歴)

 

なんでやねん。おじさん、絶対会社にお願いしたんやろ。

おじさんの本当の理由は金がなかっただけやろ。

 

そんなことを思いながらも、楽しい体験をさせてもらって、

結果一円も減らなかったのでとても満足しました。

 

おじさんはその後、何の連絡もなく、お礼をしにくる気配はありません。

僕の予想ではお礼をしにくる確率は2%くらいです。

ちょっと高めに見積もったかも?

 

まとめ~真似しないでね~

 

今回はお金や効率などとはまったく関係の無い雑談話しでした。

でもさでもさ、こういうこと楽しめるのってさ、ある意味能力じゃないですか?笑

 

語れることが増えるって良いことだなと思っているので、

こういうイベントって有難いんですよね。

 

もっとアホみたいなことが人生に沢山起きますように・・・。

 

その後